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味方はいるんだと、そう思ったら涙が出た日。

囚われ過ぎていたんだと思う。


人に期待をして満たされようとする人生がある。

期待されることは、特段と悪いことではないと思う。

期待されることで、頑張れるときもあるから。


期待をされ、うまくいかず、勝手にがっかりされ、批判もされる。

うまくいっても、自分のほうがすごかったと言われるだけ。

そういえば、あなたから褒められたことは思い出の中にはないなぁと気づく。

私たちきょうだいは、道からそれると、そのことをずっと批難されていたんだな。

ずーっと、その繰り返しだった。

親子だから、当たり前なのかもしれない。

悪い人ではないんだけどな。



私の今まさに歩んでいる人生も否定の言葉でいっぱいだ。


病院、辞めないほうがよかったのに。

みんなは、普通こうだぞ。

みんな、そんなことは普通にやってる。


みんな。

普通。

みんながやっているから。

普通はこうだから…と。


こうやって、囚われ続けていたんだ。


もうね、あなたの期待にはこたえられない。

私の心が、体が、壊れてしまう。

壊れたら壊れたで、みんな普通にやっていることだぞと言うんだろうな。


きっと、なにをやっても満たされないんだろう。


誰かに期待しては、思い通りにならなくて、否定する。

そんなに否定するなら、自分の人生に期待してみればいいんだよ。

年齢なんて理由にしないで、やりたいことをやってみればいい。

失敗しても、わたしはそっちのほうがカッコいいと思うんだけどな。

そう伝えても、何を今さら?みたいに言う。

そう思ってしまう、あなたの世界は狭いと思う。

いろんな人がいるよ。

それでいいんじゃないのかな。

だけど、この考えも否定を喰らうだけだ。



今の生活で生きられるなら、それでいい。

今がいいなら、それでいい。

今の私が出したこたえ。

ラクしすぎだろと、あなたが言う。

あぁ、また批判が始まる。

暗闇に沈む。

そう思ったときに、あなたの隣で言ってくれた。

そういう生き方もあるよと。

元気ならそれでいいと。

そう、言ってくれた人がいた。


肯定してくれた。

認めてもらえた。


心のなかで、どう思っていても構わないや。

味方だと思わせてくれる人は、ちゃんと私にもいたんだな。


闇に沈むとき、どんな言葉も届かないときもある。

否定する言葉に引きずられる。


ずーっとそうだった。


心のなかでは、どう思っていてもいいから。

言葉にするときは、闇へと導く否定の言葉より、前を向ける言葉をあなたからほしかった。

同じ考え方じゃなくてもいい。
意見が違っても、否定じゃなくて、そういう考え方もあるんだと、心にとどめてくれればいい。

自分でも思い通りに行かないのに、相手の期待にまでこたえようとするなんて、そりゃ頑張り過ぎて疲れちゃうよね。


期待にこたえられなくて、落ち込まなくていい。

自分の期待にこたえられなかったときに、次はどうすればいいか考えよう。


人にはそれぞれ理由があり、今のこの場所にいる。

理由は言えないけれど、そばにいてくれるなら、相手のことを思い遣る言葉と態度で関わりをもったほうがいいよね。


いつか離れていく前にわかってくれたらいいな。


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