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山に行きたい!思い立ったが吉日 を叶える車山トレッキング【長野県】【日帰り旅行】
はなぴきです。
突然ですが、「山に行きたい」と ふと思うことはありませんか?
私はあります(笑)
緑に囲まれて肺の奥まで山や森の匂いで満たしたいなぁと思うことがあります。
ただ問題が…。登山というとハードルが高いと思うことはないですか…??
グッズを揃えて、事前にきちんと予定を立てて、当日は日が昇る前から家を出て…
遭難の危険があることから事前準備が重要なことは分かっているのですが、そこまでできないよ~~となかなか一歩踏み出せないでいました。
そんな私でも気軽に登山できたのが、長野県にある「車山」。
山登り初心者向けの山で、都心から日帰りで行くことができます。
ポイントはこちら!
・ロープウェイがあるので着いた時点の自分や家族のコンディション・予定にあわせて、散策のレベルを調整することができる。体力がなくてもOK!
・近くにはドライブ用のビーナスラインがあるのでドライブも最高
・長野といえば美味しい果物や野菜!お土産が豊富
・トイレ・食事処あり。駐車場無料。近くに日帰り湯も◎
・真夏でも比較的涼しい(8月上旬に訪れた際、頂上の気温は20℃台!)
真夏日でも楽しく快適に過ごすことができたので、夏山登山に挑戦したい方、さくっと日帰りトレッキングをしたい方のお役に立てればと思い、早速レポートしていきたいと思います🌄!
①アクセス
今回のプランは往復車利用。
公共交通機関を乗り継いで向かう方法もありますが、バス(アルピコ交通 霧ヶ峰線)の本数がかなり少なく、山登りに慣れた方向けなのでおすすめしません。
夏休みシーズンの土曜朝出発となると、どこに行くにも混在は仕方ないのかもしれませんが、朝早く出るに越したことはないです…。行きは渋滞もあり東京から約5時間(休憩時間込み)💦帰りは約3時間半かかりました。
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ロープウェイを利用しない場合、車で車山頂上付近まで行けるので目的地は“車山肩”の駐車場になります。(または、ころぼっくるひゅってというレストランが分かりやすいかも!)
ロープウェイに乗る場合は“車山スカイプラザ”からスカイプラザ→スカイパノラマと乗り継ぎ、車山山頂にアクセスすることになります。
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車山肩から山頂へは徒歩40分ほど(上り)、ロープウェイだと15分ほどで到着しますが往復にチケット代が2,250円かかります。
②コース
今回のコースはこちら!
1.車山肩を出発
↓徒歩
2.車山山頂
↓徒歩
3.車山乗越
↓徒歩
4.車山湿原
↓徒歩
5.車山肩
↓車で移動
6.八島ビジターセンター
↓徒歩
7.八島ヶ原湿原を散策し終了(食事など含み計3時間半の滞在)
間に車での移動を挟むことで時間短縮・暑さ/疲れ対策をしました。全てを歩くとなると、あと2時間は確実にかかる見込みでしたので、時間がなかったことから泣く泣くの判断です😭
③本日のBEST SHOT
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④詳細
朝7時に出発!
午前中には着けるかと思っていましたが、渋滞もあり12時半到着…
山登りとしてはかなり遅いスタートになってしまいました。
車山肩には180台停められる無料駐車場があり(一部有料もあり)、遅かったこともあってか問題なく駐車することができました。調べたところピークの時間帯はやはり混雑するとか。ここでトイレを利用し、おなかが空いていたのでレストランチャプリンでカレーライスを食べて登山スタートです。
ちなみにこのレストランの隣には売店があり、高原のソフトクリーム、サイダー、八ヶ岳高原牛乳、地ビールなども売っているので、トレッキング後の楽しみにすれば頑張れそうです!笑
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レストランはもう1つ、ころぼっくるひゅってという人気の山小屋があります。目の前に高原が広がる絶景のテラス席で、名物の「ボルシチ」を食べることができます。常に行列が途絶えない人気ぶりです!
車山山頂を目指して
パンフレットによると、車山山頂までは上りで約40分。砂利や石の道を登っていきます。
今回私は運動靴でしたが問題なく登れました(もちろんトレッキングシューズがあれば安心)。勾配もそれほどきつくないので、ゆっくり時間をかければ、疲労感少なく登れると思います。
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登れば登るほど遠くまで見渡せるようになり、景色が美しくなっていきます。
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少し急ぎ気味で歩いたので頂上まで30分弱で着きました。
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出発時から比べると雲が減り、日差しが差し込みます。太陽の日差しがあったほうが、緑がはえていいですね!空気が美味しい!
頂上には車山神社がありました。無事に帰れるようお参りっと。
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車山乗越まで(1番好きな景色!)
車山山頂で小休憩をはさみ、車山乗越に向けて山を下ります。
私はこのときの景色がこの旅行で1番のお気に入りです!
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写真でいうと白い砂利道がちょうどカーブしているあたりが最初の分岐になっていて、そのまま砂利の道を行くとロープウェイ乗り場の方に合流できます。下っていくときの階段が結構急なので、逆にここを登ってくるのは結構きついと思います(達成感はありそうですが‥笑)。
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車山乗越には目印が立っているので見失うことはないはず。
さらに進むと木道がみえてきます。
ここでまっすぐのびる道を選ぶと蝶々深山の山頂方面につながっています。最終的には八島ヶ原湿原まで行けるので、外周をぐるっと回りたい(車山→八島ヶ原湿原→車山肩)場合は、このまま進みます。
今回は、車山肩に一旦戻るので、左の方へのびる道をチョイスします!
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八島ヶ原湿原は野花の楽園
車山肩に戻ったら、車で八島ビジターセンターの駐車場まで移動します。
前述の通り、本当はすべて徒歩で移動したかったのですが、時間がなかったので車でつなぐ作戦です。結果的には、車で一息つけたので意外とアリでした。
建物左がビジターセンター、右が食堂/お土産処です。
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ここ八島ヶ原湿原は、国の天然記念物・文化財の指定を受けた日本を代表する高層湿原。自然豊かな場所なので都会では見られない野花や生物が多数生息しています。
ビジターセンターでは湿原についての知識を深めたり、野花のパンフレットを入手できたりするので、歩き始める前に寄った方がより有意義に過ごせると思います。
湿原の様子はこんな感じ。
(1周約4キロ、1時間半~2時間でまわることができます。)
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忙しない日々では目も向けないような小さな植物や虫に出会えます。
自然っていいなぁと改めて思う瞬間です。
湿原のまわりは木道になっていますが、夏場は結構下草が伸びているので、長ズボンで訪れることをおすすめします!
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小作のほうとうを食べて帰路へ
山梨県が拠点の小作。実は長野県に1店舗あるんです!それが「諏訪インター前店」。高速道路に近いので寄りやすいです。
名物かぼちゃほうとうは暑い夏でも美味しい!
17時台に店舗に入りましたが、続々とお客さんが来ていたので早めに入店しておいた方がよさそうです。
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お土産は‥?
ここまで来て、楽しみのお土産を購入していないことにお気づきでしょうか‥!終始時間がなくてここまでお土産屋さんというものに寄れませんでした😭ということで、帰りのPAやSAでお土産を調達しました!
寄ったのは境川PAと釈迦堂PA。理由は、行きに休憩で寄った際に地元で採れた美味しそうな桃が手ごろな価格で沢山売っていたため。とにかく地元の果物・野菜を買いたかったので寄りましたが、桃・プチトマト・なす・きゅうりなどをなんとか買うことができました。
帰りが遅いと売り切れたり店が閉まってしまっていたりするので、ここでも早め早めが大事だと改めて思いました‥!
⑤いかに時間の余裕があるかがキー!日帰り夏登山も叶います。
以上、私の実体験をまとめましたが、何より時間のなさが最後まで尾を引いてしまったので、車山登山にチャレンジされる方は時間にだけは気を付けてもらえれば楽しいひと時を過ごせると思います。
暑い日が続くと家でだらだらしてしまいがちですが、頑張って遠出してみると新たな発見があるものですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
それでは良い夏休みを~~~!
▼夏旅のご提案~みさきまぐろきっぷ編~
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