飲めば血糖下がる？痩せる？

今は、データ栄養学のすすめという本を読み進めている。

その第1章「健康的な食事？その舞台裏に真実を探る」の中の、機能表示食品についての説明に改めてハッとさせられた。

機能と、効果は、別物。

〇〇な機能があります。たとえば「血糖値を下げる機能があります」これを、血糖値が下がるんだ！(効果があるんだ)と思ってはいけない。

なぜなら、機能というのは実質的な効果を示しているわけではないから。

この本では、継続的なイヌリン摂取による血糖低下率が、９.5週間で0.9mg/dl下がる可能性がある。これで下げ止まりの可能性もある。その場合、もとの血糖値が126mg/dl以上だったとしたら、元の1%未満しか低下しないことになる。

つまり、"機能"があったとしても、安易に自分にとっての"効果"を期待し過ぎてしまうのは違うなと改めて考える。

今日の一枚:新幹線から見た、夕陽