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エリートは雨の日に散歩していた。

雨が嫌いだったわたしを変えてくれた友人がいた。
彼女は3ヶ国語(日本語、英語、中国語)を話すいわゆる"トライリンガル"で、学歴やその他諸々、わたしなんかよりも遥か上のエリートであった。

そんな彼女は雨の日を好んでいた。特に散歩をすることに。
理由を尋ねると、雨の日は晴れの日に得ることができないボーナスがたくさんあるという。

わたしの雨の散歩みち

そんな彼女を真似て、わたしは雨の日に散歩をすることにした。
ほんとうは外にも極力出たくないという本心を説得しながら、、、。

半年程続けると、雨の日に散歩することの隠れたメリットがあることを知った。そのうちの5つを紹介したいと思う。


1. 無料の「雨音セラピー」


雨音にはリズムがあり、自然と心が落ち着いてくる。特にストレスや不安を感じている時、雨音が心地よいBGMとなり、リラックスすることができる。普段の喧騒から離れ、自然と向き合うことで、頭の中がクリアになり、今日やるべきことなどが整理できた。

2. 空気のボーナスタイム


雨が降ると、空気中の塵や花粉が洗い流され、空気がクリアになるという。この清々しい空気の中を歩くことで、体に新鮮な空気が入る気がするし、気分もリフレッシュする。

3. 視覚的なリフレッシュ


雨の日には、風景が違って見える。濡れた路面や植物は雨の演出で、反射する光も独特の美しさを見せてくれる。普段の景色が新鮮に感じられ、感覚が刺激され、いつもと違う創造力やアイデアが湧いてくる。

4. ガラガラの公園


雨の日は、外に出る人が少ないため、静かな散歩を楽しめる。混雑した街や公園が、ちょっとしたプライベート空間に変わり、穏やかなひとときを過ごせる。人が少ない、いつもの公園で心を落ち着ける時間を持つことができる贅沢があった。

5. かる〜い運動で免疫力UP


雨の日でも軽い運動をすることで、免疫力が向上が期待できる。気温が少し下がり、肌寒い雨の日に外に出ることで、体が適度に冷やされ、血行が良くなり、免疫力が高まるという。さらに、適度な運動(散歩含め)が気分を高め、心身のバランスを整える効果があることはよく言われていることだ。


水たまりと木


最後に

雨の日は憂鬱になりがちだが、その中にじつは雨の日でしか味わえないメリットが隠れていることも。

わたしも実際、6ヶ月間雨の日の散歩をしてみて、なぜ合理的かつ無駄のない友人が雨の日に散歩をしていたかが少し分かった気がします。

雨音に耳を傾け、澄んだ空気を吸い込み、静かな街並みを楽しむ時間は、まさに心身のリセットタイムになる。これから続く雨の日、ぜひ傘をさして散歩に出かけてみてはどうですか?

この雨の日の散歩が、少し気持ちのいい習慣になるかもしれません。

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