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わたしのクリスマスツリー**

今日は、朝からクリスマスツリーを出した。
昨年に半額セールで手に入れたクリスマスツリー。
お値段以上でも以下でもないクリスマスツリーは、まずまずの満足だ。

ただ、オーナメントの雰囲気が今の気持ちに合わない。
ザ・クリスマスの色とりどりのHappy!が詰め込まれている。

う~ん、夫婦ふたりで過ごす大人な温かさが気分だな。

変えよう!と近所のセリアへ足を運ぶ。
100円ショップでこれだけワクワクできるって幸せなことだわぁと思いながら、良さげなオーナメントに加えて、玄関用の飾りも購入しお家へ戻る。

いそいそと、飾りつけを変更する。
クリスマスツリーってオーナメントで簡単に雰囲気を変えられるのね。
今の、気持ちにぴったりなクリスマスツリーが完成した。

クリスマスのキラキラ感やカラフルな世界が大好きだったけれど、今年はショッピングモールのキラキラ輝くクリスマスツリーを見ると、ほんの少しだけ胸がきゅっとなる感じがあって、ずっと大好きだったクリスマスに背を向けたいと思った。

あ~と思い出したのは、『姉ちゃんの恋人』というドラマ。

ショッピングモールで働く人たちが、クリスマス企画の会議で話すのだけど、その中のセリフに今更ながら共感するところがある。

『クリスマスって幸せの象徴で、1人だったり、寂しかったり、辛い思いをもってると目をそむけたくなるけど、なんか、そういう思いをもってる人も見に行きたくなるようなクリスマスだったらいいなと思う』


当時は共感することができなくて、だから記憶に残っていたのかもしれない。けれど、今年はそのセリフを思い出すくらいに共感したし、どんぴしゃな言葉で表現される脚本家さんを尊敬する。

クリスマス=子どもたち、ファミリーや、恋人たちの幸せの象徴みたいなキラキラ感がきっと今の私には眩しすぎた
だけど、今ここにあるクリスマスツリーは私の好きなもので飾りつけられていて、眺めているとじんわりと幸福感を与えてくれる。

今の気分を受け入れたら、またクリスマスが大好きになって、クリスマスを待ちわびる気持ちが湧いてくる。

何より、こうやって自分らしく幸せを生み出せたことが嬉しい。

やっぱり楽しみに待とう12月を**





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