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佳境に入った野球

みなさんおはようございます。もうそろそろ野球もシーズンを終え、ポストシーズンへと移行していくところですね。本当に面白いのはここからという考え方もできます。佳境という言い方もそうですが、優勝争いをしている状態を指す人もいれば、私のようにポストシーズンについて考える人もいるでしょう。辞書的な意味はともかく、私にとって野球の佳境は最近ではポストシーズンにあると思っています。

そんなポストシーズンですが、日本でもアメリカでも本当に熱いです。シーズンを通して長い期間をかけてやる試合ではなく、短期決戦で一度負けることがものすごく大きく影響してしまうものなので、戦略の立て方が非常に大事になります。思えば、最近のスポーツは本当に頭を使うようになったと思います。シーズンを闘い抜く頭脳と短期決戦を勝ち抜く頭脳はまた違いますが、選手の持つ身体能力よりも、データや日程管理が重要になったと感じております。

クライマックスシリーズについては賛否はありますが、個人的には賛成です。なんだかんだ言って首位のチームが勝ち残ることが多いですし、首位だからと言って日本シリーズに進めるわけではない、といった危機感を持つことによって試合運びや戦略など考えることが多くなります。また下位チームにも日本シリーズに進める可能性があるなど、最後まであきらめずに試合ができる利点もあり、今後も続けて欲しいと思います。最初はいろいろ問題のあったクライマックスシリーズでしたが、上位チームにアドバンテージを付けることによって、下位チームは必死になり、上位チームは如何にして自分たちが試合を有利に運ぶかも考える余地ができました。また試合まで時間があるため、練習したり、休んだりとまたここにも選択の余地があります。こうしたこともあり、本当にプレーする人も見る人も考えることが多くなり、楽しくなりました。

最後に個人的な野球に対する意見ですが、残念なことに世界を見ると野球はかなりマイナーなスポーツです。サッカーやバスケットボールのような人気はありません。道具の必要性とかいろいろ問題はあるでしょうが、もっと普及してもらいたいと思っています。普通に練習できれば、日本より強くなる国はたくさんあるような気がします。今でこそ日本が世界ランキング1位にいますが、それを脅かすような国が現れてくれることを願っています。なぜかと言うとその方が緊張感が出ますし、またそこでどう戦うかも考える必要が出て来ます。商売として野球が成功していると言えるのが、日本とアメリカくらいしかないのが残念です。日本と台湾でさえ若い世代ほど台湾の方がいい選手がいるのに、商業化で台湾は日本に遅れてしまっているため、選手たちが外国でプレーしなければならないなんてことになっています。アジアに限らずとも、ドミニカ共和国やキューバ、ベネズエラなど国内ではなくアメリカまで行かなければならないのも大変なものです。それがハングリー精神を鍛える意味ではいいのかもしれませんが、普及という面で見ると、やはり商業化をもっと進めた方がいいのかもしれません。

まあ野球の普及についての個人の考えはまたの機会に譲るとして、今はポストシーズンを見て楽しみましょう。最近めっきりテレビを見なくなりましたが、野球中継だけは別です。国際試合が増えたこと、日本野球のレベルが大幅に上がったこともあり、見ていて大変楽しく感じております。今後も日本やアメリカの野球がもっと楽しいものになって欲しいと感じております。そして、いろんな国の野球文化をこれからも調べていきたいと思っております。

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ブルーベリー博士(家庭菜園投資家)
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