リメイク作品が多く出るゲームを見て思うこと

みなさんおはようございます。最近はゲームでリメイク作品がよく出ます。これに対してユーザーから様々な反応が出ています。肯定的な意見と否定的な意見と様々ありますが、肯定的な意見としては、当時技術的な問題や容量の問題でできなかった作品を深く掘り下げてくれる。またグラフィックが大幅にきれいになっているなどあります。一方で否定的な意見としては、新しいゲームを作るネタがない。過去作品の使い回しだ、といった感じです。

個人的には肯定的に捉えています。ゲームをリアルタイムでやっていた世代の人間としては、当時でもかなり面白かったですが、それに新たなシナリオを追加したり、グラフィックを洗練させたりなどプラスに思えます。ただ、当時と比べるとゲームに割ける予算が減らされているとも思われるため、どうしても新規開発が難しい部分もあるかと思います。

あとは最近の傾向としては、テレビを使わずスマホやその他ポータブル機を使った遊び方が主流になっています。一時期wiiのようにテレビでみんなでワイワイといったやり方もありましたが、やはり持ち運びができないのが問題として大きいのではないでしょうか？

それにしてもいろいろなリメイク作品を見るたびに、ゲームはここまで進化したのだな、って思わされます。ただ判断の難しいものとして、複雑なゲームになるほど内容そのものを楽しめなくなる可能性もあります。いまでもゲームの黎明期に出たものの方が面白いといった意見もあります。自分もそれは分かる気がします。あのピコピコ音で表現していた頃が懐かしいですし、ゲームバランスとかの設定が未発達だったのもあって、異常に難易度が高かったです。最近動画サイトで見かけるRTAなんか見ていて特にそう思います。クリアできずにクソゲー認定されてしまうものも多かったように思えます。

いずれにせよ、これだけリメイク作品が多く登場するのはゲーム会社も苦しいことは間違いありません。最近は様々な分野でコンテンツが増えているので、競争も激しいです。あと予算の問題も大きいでしょう。それであれば、ゲームをよくやった世代の思い出を刺激する方がいろいろと得です。今度ロマンシングサガ２がフルリメイクされるということなので、これは楽しみです。これでルドン送りが死語になったりして。今年は何個かRPGのリメイク作品が出てくるようなので、続報を待ちましょう。