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能登半島の復興が進まないのは何故なのか?

みなさんおはようございます。能登半島の復興がなかなか進まない中で、いろいろな憶測が出ています。最たるものはなぜ予算を付けないのか、といったところでしょうか。確かに今までの震災復興に比べるとどうしても予算が付かない印象を受けます。しかし問題はそれだけでしょうか?私はそうは思えません。

というのも予算不足というより人手不足と言った方が適切なような気がします。要はお金があっても、復興に携わる人とりわけ土木関係の人が足りないために復興が進まないと思っています。今まではお金さえかければそれこそ何でもできたような時代でした。しかし今後はお金をかけても人がいないために事業ができないなんてことも多く起きてくることでしょう。ヒト・カネ・モノと言われるようにお金だけあっても仕事はできないということです。

そのため能登半島の復興をするためだけでなく、いろいろな建設現場を支えるためにも一定の技術者や労働者を確保しておかなければ、今後大規模災害等が起きた時復興すらできなくなってしまうでしょう。私は決して能登半島が僻地だから見捨てるといったことで復興していないとは思えません。やはり復興させるための人員が足りていないのだと思います。

今後はこのような震災復興も困難なものとなるでしょう。問題は大雑把に言って、ホワイトカラーにばかり人員を向けすぎて、ブルーカラーをおろそかにしたことが大きいかと思われます。もっと現場で動く人を今後は確保しなければ復興事業すらできなくなってしまうと思われます。その意味では人手不足について本気で考える機会になったかと思います。果たして今後復興は進むのか、見守っていこうかと思います。

それでは本日はこの辺で。どうも最近暗いニュースが多いですが、もっと明るいニュースが聞きたいですね。

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ブルーベリー博士(家庭菜園投資家)
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