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休学5ヶ月目のしおり
「またnoteを書いていこう」
先日2024年の振り返りをしたのですが、初めの方の月はnoteを毎日書いていた時期だったので、かなり振り返りをしやすかったです。
文字として残しておいたからこそ思い出すことができたこともあったし、結構今の自分にとっても大切だと感じる発見があったり。
まあ、でも毎日書いている当時は別にそんなことが後であるなんて考えていたわけではない。ただひたすらその日を記録していた。
だから、それくらいでいいのだと思う。
ただ今思っていること・感じていることをここに残しておく。
それはもしかしたら自分にとっての財産になるかもしれない。
少なくとも懐かしくはなれると思う。
あ、でもこれは自分が「懐かしくなること」をどこか大切にしたいと感じていることの表れなのか。大切にしたいのは忘れてしまうことの方が多い中で覚えていることの貴重さによるのか、それとも懐かしい記憶自体が自分の捉えたいように捉えたもの・美化ともいえる綺麗な記憶だからか。はたまた、もう戻らないものであるからか。
あ、みたいに書いていたら少しは考えを深掘りできたり、発見があるだろうから書いていこうと思います。
「休学5ヶ月目によせて」
休学5ヶ月目が始まった今、一年間の振り返りをしたようにここまでの休学生活をざっくり振り返ってみます。
・1ヶ月目 日々の暮らしは丁寧に、それは自分に大切に生きてもらうこと
休学1ヶ月目は実家に戻り、ゆったりと時間を過ごしていました。
ゆったりと時間がある中なので一つ一つに目を向けることができる。ご飯を味わったり本を読んだり、外の空気を吸って体を動かしたり。心にあった焦りなどキュッとしたものを緩めることができた感覚がありました。
健康的な生活の大切さを改めて味わうことができました。わ、なんせ「生活」ですもんね、生きて活動すること。
1つ大きな収穫だったのは、自分が赤ちゃんくらいの時からの過去の写真を見返したり、幼稚園や学校での作品やら文集やらあれこれを改めて見てみたこと。
幼いころの記憶っておぼろげなことが多いと思うので仕方ない部分もありますが、でもそれを無かったことにしてしまうのはきっと好ましくない。今回写真を見返したことによって、自分はありがたいことに家族や親戚からとても愛されてきたと改めて実感できました。そして、(色々あって)当時は目を向けられていなかっただけで、実はありがたいことに関わってくれていたり支えてくれていた人たちがいたことにも気がつくことができました。
なのでこれからはより家族や親戚、友達を大事にしていきたい。
自分は自分だけで生きているのではなく、関係によって生かされていると言えることを念頭に置き、感謝を忘れずに過ごしたいなと思いました。
傲慢になっていたら、注意してやってください。
・2ヶ月目
休学2ヶ月目は、家族と久しぶりに遠出したりしつつ、中旬くらいから実家を離れ、新たな環境での一人暮らしを始めました。実際こちらの環境の方が様々な人が集まったりイベントも多いため、自分の興味関心を探るには良いという判断です。
足を運んだり体験したことで3つほど自分が興味あると思ったことのトピックを。
・居場所
「ここにいてもいい」と思える感覚ってやっぱり大事だと思うのです。
「家庭」は一番身近で長い時間を過ごすので、家庭がそういう環境であることはすごく大事だと思う。それと同時にそこだけじゃない場所、学校でも職場でもない場所にそういう場所があることは大切だと思う。依存できる先を増やすことが自立につながる的な。
人と人が個人的に、よりバラバラになりやすいような状況もあると思うからこそ、身近な社会に開かれた場所があるといいと思うし、そこで人とのつながりが生まれるような温かな空間だとなおさらいい。肩書じゃなくて名前で存在して肩の力を抜いていられるような状態が望ましい。
ん、自分はそういう空間に対してどういう立ち位置にいるのだろう?どうやって関わっているのだろう?という新たな疑問。
・教育
成績というものや評価において”ダメな人・できないやつ”だと思われるのが怖くて、テストのために勉強してしまい、学びの楽しさに気が付けなかったり、今もなお勉強することが正直そんなに好きになれていないこと。
先ほど挙げた成績、そして学校における規範とそれを守る他人や守らせる先生という存在を意識した結果、自身を監視し従わせることに対する息苦しさ、そこから外れる恐怖を学校に対して感じていたこと。
これらのようなことから、学びの楽しさに気づき自ら学びを進めていける人になるには? 私と似た感覚を持つ人にとってより適する学びの環境とは?ということに興味があります。という発見。
・表現、創作
以前のnoteにも書いたのですが、やはり私はどこか「表現」に惹かれる部分があります。それは自信をもって堂々と表現している姿にあこがれを持っているからであり、何かをただ受け取って消費するだけではなく自分で何かを生み出せるようでありたいという思いがあるから。
それは同時にまだ自信を持って表現できていないし、自分で生み出せず消費に終わることが多いことを表している。自信がないから表現できないし、表現すること自体にハードルがあるから自分で生み出せずに消費してしまうのではないか。だとすると自信が問題になるけれど、そんなのなかなか生まれるはずもないので、自信は無くてもいいが、勇気を振り絞って表現することから始めるしかない。という結論。
あと以前のnoteには書いていませんが、人間が頭で考え続けるばかりで感情や心で感じることを放棄してしまえば、人の痛みにも気がつけず悲しみが増えるばかりで残酷な世界が塗り広げられていくような心持ちがする。なので思考への抵抗、心を活かし続けるためにも表現が必要なのではないか、という考えも私が表現を求める理由なのだと思います。
・3ヶ月目
休学3ヶ月目の印象的な出来事を2つ。
1つはアルバイトが決まったこと。高校ではアルバイトができなかったり、台湾では少ししていたけれど日本ではまだきちんとアルバイトをしたことが無かったので、何でも経験の精神で始めました。まあ、後に計画中の旅の資金を貯めたかったことと、結局、気遣いの精神などの人間性はこれからも大事だと思うのでそれを訓練したくて接客業を選んだり、など何でも良くて選んだわけではありませんが。
ちなみに、4か月程度という期間の条件が私にはあったので、ここに決まるまでにかなり応募と面接を繰り返しては決まらないという期間を1ヶ月弱過ごした気がします。やはりちょうどよく短期で見つけるのは難しいですね。という経験と今の場所で最後まで頑張ろうという決意。
もう一つ印象的な出来事は友達とのキャンプです。北から南からも集合するという何ともわざわざ感ではありますが、そうしたいほどに集まりたい何かがあるなんとも不思議な縁です。自然は素晴らしい、豆から一つ一つ自分たちの手で淹れて寒い中で夜中なのに飲むコーヒーは格別ということです。
結構リアルにいつか古民家とか手に入れて喫茶店とかしてみたいかも。
・4ヶ月目
休学4ヶ月目はアルバイトの本格化ですね。一つ一つ仕事を覚えていきました。その中でなかなかうまくできないこともあって、注意されて落ち込んだりもしました。できなかったことに対して、その原因は何でどうしたらできるようになるかを考えるというシンプルな解決策かつ、他の様々なことにも応用できるプロセスを練習できるいい機会だと捉えるようにしました。
でも一方で落ち込むということは、注意自体に含まれた感情というか非言語的なものを自分は受け取ってしまうタイプだなと発見もしました。でもこれは決して悪いことではなく、例えば人の悩みを聞くとか環境が変われば非常に生きることだと思うので、自分の特性を生かせる環境にきちんと出会うことは大切だなと感じました。隙間時間に別の飲食店で働いた際に、「テキパキしてて仕事覚えもいいね」という普段の場所での僕の評価とはおそらく真逆の評価をされたことからもよりそう感じます。
・5ヶ月目の今思うこと
まだ全然だめ!
頑張りたいのに頑張れない自分がいること。
このままじゃ「納得して休学期間を終えました。」なんて言えないぞ!
頑張りたいのに頑張れない。
それは頑張りたいことを明確にできていないからだ。正確には頑張りたいことはなんとなくあるにしろ、その最終的なゴールは何なのかをきちんと描けていない。仮に描けているにしろ、それを完全に信仰できない。果たしてこれでいいのだろうかと考えてしまう。それは恐らくそれが最適・完璧なものであるのかを気にしてしまうため。意外にもこういうところの計画はしっかり立てたい自分がいることに驚きつつ、そもそもこうしておけば大丈夫みたいな完璧な計画を求めること自体がナンセンスなのでは?いや、それよりもどんな計画も実行しなくては意味がない。実行、実行ファースト。
「自分はこうなりたい」
そうやってはっきり最終目的地を描けている人が羨ましい。
今できる努力をして少しずつやりたいことなどを発見していくような、いわゆる川下り式なキャリアも全然ありなのに、何か自分の中に明確な最終目的地があった方が良いような、むしろそれが無いことが不安であるような気がして、なんだか落ち着かない。その感覚の正体は羨ましさなのか、不安定さへの不安なのか。
だが、自分をよく見つめてみよう。最終目的地を描くには、知っている世界が狭すぎるし、第一まだそんなに心惹かれるものにリアリティを持って出会えていないだろう。休学期間はそういうものに会いに行けるチャンスだ。
なので、まず私がするべきなのは、自分の見える世界を広げる努力。
そして外の世界に出会った際の自分の反応を見つめること。
具体的には本を読むことや映画を見ること、様々なキャリアや取り組みを知ること。そして考えたことや感じたことを文字にすること。1日一本ペースで頑張ろう。
まあ自分が結構不器用であることもあるのですが、いっぺんにできることなんてそんなにないと思うし、この決めたことをきちんとやろう。
そして周りの人を頼ろう。
特に周りの大人とか経験値が高い人の話は積極的に聞きに行くこと。
自分にできることなんて限られている。というかほぼ無い!
変に思い切りがちょっといいくらい。
七転び八起きの精神でいこう。
なので、もし私へのアドバイスあればお願い致します!
さて、1月ももう中盤に差し掛かっている。
気づいたらあっという間に過ぎ去ってしまう。
いつだって今日を、今を大切に。
漂いながら、何になるのかワクワクできるという贅沢を抱きしめて。
なるようになっている。
その時その時にきちんと理想を描いて、そこに向かっていけば。
さあ、始めよう。
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