自分に自信が無いし、人との関わり避けがちな私たちへ【2024.01.16】
(タイトルに詳しく関連した内容のみ気になる方は、前半のほう飛ばしてください~)
今日も朝から大学の図書館へ。
家はのびのび感じられるほど広くは無いし、椅子の座り心地が良くないので、正直図書館の方が心地いい。
まあ自分がインドア派で、家を心地よくし過ぎるとずっと引きこもりたくなってしまうだろうということからそれを防ごうと思い、今の家を選びました。実際、生活上の不便は無いのでOKだし、そのおかげで大きな固定費は抑えられている。みたいなことは前も書いていた気がする。まあいいか。
そして何より、図書館は非消費的な施設。
街に出て、どこか居場所を求めようと思ったら、だいたいお金がかかりませんか?カフェとか。たまになら全然いいんですけど毎日はどうでしょうか。
みたいな感じで今は色々な場所が区画されていて、消費という入場チケットがあってはじめてその場にいることが出来る。でもそこには経済力の問題が関わって来たりするので、誰にとっても広く開かれている図書館のような場所は少ないのではないでしょうか?
とまあ、居場所のことは今日はメインではないのでこの辺で。
ここまで見ると居場所が大事な人とか発展すると交流愛好家みたいな感じがあるかもしれません。(ないかもしれません)
確かに、イベントには多く参加しているタイプには分類される僕ではありますが、正直交流が面倒くさいと感じることがあります。また、初対面の場は大丈夫なんだけれど、少し打ち解けている段階などに難しさというか、どこかその場しのぎ感がよくあります。さらに親しくなることの回避ともいえるかもしれません。
はい!長くなりましたが、ここからが本題です!
この「相手に自分を出せず親密になれない」のように、自分に自信がないことや、人の批判や自分が恥をかくことが怖くて、人や社会をさけてしまうというようなこの状態。
それ、もしかしたら「回避性パーソナリティー」かもしれません。
今回僕が読んだ本はこちら。
まず、本書は「面倒くさいこと」の列挙から始まり、その面倒くささが、
完璧を求めてしまうことによる
意義を見出せないことによる
それ自体が煩わしい、またはそう感じる
という要素から生まれるものに分けられることを説明し、本書は三番目の「回避性」と言えるものに注目して話が進んでいきます。
その回避性が強まったものが「回避性パーソナリティー」です。
より具体的な特徴としては、自己評価が極端に低かったり、自分は人から好かれるはずがないという思い込み、相手と親密になれないなどがあるといいます。
どうして「回避性パーソナリティー」が現れるのか?ということについては、1.過去(特に幼少期)に養育者から愛情深い世話が不足していたこと、2.パーソナリティー形成時の負の影響(いじめ、否定、過保護など主体性を削いでしまう環境、その他ストレス)という2つの要因が左右するものが大きいといいます。
これが「愛着スタイル」というものに影響します。
「愛着スタイル」は何種類かに分類できるのですが、ここでは「回避型」と「恐れ・回避型」に触れます。
「恐れ・回避型」が主に「回避性パーソナリティー」のベースです。こちらは、人との関わりに喜びがあることを感じ・理解していたり、評価されたり愛着/絆を求めたい気持ちはあるけれど、否定が怖かったりして、結果避けてしまうというもの。
一方「回避型」は、そもそも関わり自体を避けるというもの。もっと言うと、人との関わりに価値を感じない・関心も無いというタイプ。
現在このタイプも増えているということで、「人と関わることが良いことだ」ということを押し付けてしまう恐れも考えられるので、知っておく必要があるかなと感じました。
このような点でこの2つは異なります。
では、本当は回避したくないけれど難しいんだ、という「恐れ・回避型」の「回避性パーソナリティー」の人はどうすればいいのか?
それは、1.主体的な行動 と 2.自分をさらけ出して受け入れてもらう経験をする ということでした。
行動は主体的であればどんな小さな行動でも良いですし、この人なら大丈夫そうかな、という人に少しずつ本音を話すみたいなもので大丈夫です。
と、ここまでがざっくりとした内容でした。
いかがでしたでしょうか?
まあ、この本を手に取る時点で、僕も少なからずこの要素があるのかなと感じていましたが、実際ありそうですね(笑)
なかなか友達と遊びに行かないので、たまに遊びに行くとすごく嬉しいのですよね。友達が予想する10倍は嬉しいと思います。
という感じで自分もこれらの実践を頑張っていきたいと思います。そして、ここなら回避性パーソナリティーの人でも心地よくいられるかな、みたいな環境を増やしていくのは大事なのかなと思いました。
あ、最初の話とも通じるところありましたね。
最後まで読んでくれたみなさんに幸あれ。
もしもサポートを頂けたなら、それはさらなる経験に使い、僕の視点からその経験を文章にして共有させていただきます!