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徹夜して次の日を「捨て日」にしない!睡眠の大切さ

眠いと寝ることが最優先事項になる

私は眠いと頭が回りません。
そういう日は「捨て日」となります。
眠いと「考える」ことができません。
何かを楽しむにも眠いからとにかく寝たい。
本を読んでも頭に入ってきません。とにかく寝たい。
睡眠不足では単純作業しかできません。

何かを学ぶには「眠くない」というのが最低限必要です。
眠いと
「とにかく寝たい」
という頭になります。
行動のすべては「早く眠るための作業」となり果てます。

本を読んでいても
「ああ、あと5ページ読めば眠れる」
これではただ文字を追っているだけです。
そこから何かを学び取るためのエネルギーが足りない。

例えば常に足つぼマットの上に立ちながらお笑いを見るなんて想像してみます。
どう考えても足の痛さが頭を占めて、お笑いどころではありません。
「足つぼマット」を「眠い状態」、「お笑い」を「学び」と置き換えても、この話は成立する気がします。

眠いとその日は早く寝るしかありません。
するとその日眠くなければできたことができなくなります。
誰かと出かけるのも眠いから無理。
勉強とか読書とかをしたくても、頭に入ってこないから無理。

「昨日ちゃんと寝ておけば…」
後悔が沸き起こります。

徹夜とパーキンソンの法則

しかしながら「眠る」というのは結構勇気が必要な行動です。
眠るためには、今日の作業を線引きする必要があります。
「もうちょっとやれば今日できたことはもっと増える」
この誘惑にどう打ち勝つのか。頭を使わなければいけません。

これは「パーキンソンの法則」というものです。
第一法則:「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
つまり眠ることに耐えて夜更かしを限界まですると与えられた時間をすべて満たすことができますね。
一日を充実させようとすると夜更かしをしがちなのはこれが一つの原因です。

だから
「今日はここまで」
と明日を見越して決断する必要があります。
今日無理して1.3の成果が出ても、明日がダメな日になれば明日の成果はゼロになる。
それよりは今日と明日0.8の成果を得て、二日で1.6の成果を得る。
こう判断できるかが試されます。
頭が冴えていればたまに3.5の成果を引き当てることもありますし。

大学に行って後悔した高校生の時の徹夜

私は高校時代「暗記」系に特化した受験戦略をとっていました。
暗記なら眠くてもできます。
暗記すればするほど点数が伸びます。
だから徹夜して暗記にすべてを賭けました。

しかし大学に入ったら「考える」ことが評価されます。
情報を集めて何を考えたかが問われる環境になりました。
そのとき暗記しかやったことがない私は大いに後悔することになりました。
「あ、できない」
と大学入学後に気づきます。

「考える」というのは一朝一夕では身に付きません。
冴えた状態の頭で色々なことを考えることでしか伸びない力なのです。
そして当然眠い状態ではうまくいきません。
眠くない状態で長期間技能を磨かねばならないのです。

もちろん色々な指導や情報収集も必要です。でもベースになるのは「冴えた頭」です。これがないと始まらない。

高校の時もう少し暗記特化にならずに色々なことに目を向け、ちゃんと眠っていれば大学に行ってから後悔しなくて済んだでしょうね。
もう少し冴えた頭の活かし方を知っていればよかった。

リスク管理になる

毎日頭が働く状態でいることはリスク管理にもなります。
突発的な仕事や用事、緊急事態はいきなりやってきます。
そのとき眠くて頭が回らないと、それに対応することができません。
頭に余白を残していることはリスク対策にもなるのです。

突発的な事態は予想から外れた現象なので「考える」ことが試されます。
状況を分析して適切な対処法を考えなければいけません。
ここが不十分だと大きな痛手を負います。
ちゃんと眠っておきましょう。

睡眠は毎日十分とりましょう

睡眠不足は今の時代自慢話になりません。
「昨日寝てないんだよ」
「じゃあ今日あなたは使えない人なのね」
こう言われるでしょう。
「すごいね、頑張ったんだね」
とは言われない時代です。

毎日を充実させて、いつも通りの一日でもそこから何かを学び取って生きていきたい。
それならちゃんと眠りましょう。
冴えた頭を維持し続けたほうが、人生はきっと良い方向に行く!

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