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防災 地震関連の番組を見て


今日、再放送されていたパラレル東京を初めて見たのですが、個人的には南海トラフ地震を扱ったドラマの方が好きでした。

パラレル東京では、元ネタがデマかどうか信憑性が問われる瞬間が扱われてましたよね。

私は以前阪神大震災で被災した方の日記を拝見したのですが、確かその時も、毒ガスだったかな?なんだったかは定かではありませんが、とにかくそんなデマが飛び交い、貴重な飲水や食べ物や荷物一式置いて逃げて戻って来たら、全部持ち去られていた、と言う体験談を見たことがあります。


あの頃はまだ携帯電話が普及してない時でしたが、やはりデマはいつどんな時も飛び交う物なのだと思います。

関東大震災でも、朝鮮人の方が、虐殺されましたよね。お父さんが血糊のついた棒状のものを持って帰って来て、それが怖くて仕方なかったという体験談をNHKの番組でも、体験された方の肉声で語られてました。それを聞いて、事実だったのだと思いとても悲しくなりました。

それから、東日本大震災でも、水の配給があると聞いて並んで大勢の人が待っていたけど、配給はなかったとか、デマがあったという体験談を見ました。


パラレル東京を見ていて思い出したのは、東日本大震災の時もこんな感じで次から次へと呆然とさせられたなあと、凄く疑似的な感覚を覚えました。

阪神大震災の時は、帰宅したら、高速道路は倒壊してるし、バスは落っこちそうになってるし、もう、なんだこりゃーみたいな感じで。

生きているのに火災が迫っていて逃げざるを得ず倒壊した家屋の下敷きになっている人の前にお水のペットボトルを置いて泣く泣く立ち去ったり方のお話が印象的でした。

またテレビでインタビュー中に、家族の再会があり、お母様が亡くなったと言う話を聞いて泣き崩れるお父様の様子が中継されたりしてました。

二つの大地震が一方の東日本大震災は津波、原発、一方の阪神大震災は家屋や高速道路の倒壊と火災など、少し違った被害の出方をしてるので、地震が起こってみなければ、その土地土地によってわからないのが凄く気になります。

その点、今回の東京を舞台にしたパラレル東京は参考になりました。

東日本大震災の時も、震度5強の地震で横浜のビルは倒壊しそうになってたので、もっと大きな地震が起きたら、ボロいビルは、倒壊してしまうのだろうと思います。


またハイパーレスキューの動画にも出て来ますが、新潟中越地震の時、土砂崩れで潰れて車の中から4日ぶりに2歳の男の子の救出された救出劇に釘付けになりました。
ちょっとパラレル東京と被ります。
こんなちぃちゃい子がよくぞ無事で!と、こんな奇跡あるんだなと、めちゃくちゃ感動したのを覚えてます。

あと気になったのは、パラレル東京で群衆雪崩が起きてましたが、関東大震災でも、火災旋風から逃げ惑う人たちが両側から端に殺到して、群衆雪崩が起きたそうです。
凄まじい数の人が悲鳴を上げ、踏み潰され生き絶える姿を目撃された方の証言があり、川に飛び込み亡くなった方も沢山いたそうです。

100年前も悲惨だったんだなあと感じました。あれからずっと、今年こそくるぞ!と言われ続けて、毎年毎年子供の頃は避難訓練して来ましたが、一向に関東に大地震が来ません。
地震もじっと息を潜めているのでしょうか。

いまだに全然、来そうな気配というか、あまりリアリティがなくて困ってます。でも一応防災ポーチは持ち歩いています。重いけど何もないことを祈ります。

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