鎌倉散歩録（後編） 〜半日旅行〜
こんにちは
こんばんわ
前回の予告通り
今回は前回の続きです。
鎌倉散歩後編！
前回の前編をご覧になるともっと楽しめるので
ぜひ読んでからこちらに戻ってきてください！
それでは後編どうぞ！
後半ルート
後半の大半が歩く感じになってます。
だいたい2kmくらいかな？
電車の１駅分はあるので
かなりの運動になりました。
しかしそれが全く苦ではなかった！
なぜなら鎌倉駅から鶴岡八幡宮は
小町通りのような商業店が多く並ん出るのに対して
今回の後編のルートは
その商業店ご多くあるところ
いわば観光地化されたところを離れて
鎌倉の住宅街や山の方に入っていく感じです。
鎌倉には古い木造建築が多く
The日本の家！
みたいなのが多数あります。
ただ住宅街のため気軽に写真は撮れないので
Googleのストリートビューで
観てもらえたらと思います。
ですので今回の写真は道中はなく
観光地でもある
杉本寺と
旧華頂宮邸（きゅうかちょうのみやてい）が
メインになります。
杉本寺まで
ここまでの道のりが長い！
でも楽しい！
私の住んでいるところじゃ見ないような
建物がいっぱいあって目移りする。
自然も豊かで目に優しい！
のどかって言葉がよく似合っていて
その世界に溶け込めて癒される。
だから歩いていてたくさんの発見があって
新しい発見のために足が勝手に動く
そんな町並みに思えました。
個人的に思ったのは
お菓子屋、カフェ、パン屋が多い
なんかこれらの店があることで
町並みがオシャレに見えてるのかなと
思ったりしてました。
どれもとても魅力的でした（血の涙）
杉本寺
町並みに見とれていると
目的地である杉本寺に到着
杉本寺は山にあるお寺です。
上の写真で左手にある入山料（300円）を払う。
奥に見える山門の左右には仁王像がいました。
そして山門をくぐると見えてくるのがこれ
杉本寺名物の苔むした石段
それを上からみるとこんな感じ
この石段、神秘的ですよね。
石の上に苔が生えるまで何年の月日が流れたのか
その歴史の証拠として神秘を感じました。
そしてこの石段から振り返るとあるのが本殿
ここが杉本寺の本殿
杉本寺は鎌倉最古の寺です。
始まりは731年に行基（ぎょうき）という人が
ここが観音様を祀るにふさわしい場所として
十一面観音を安置したことが
始まりだと言われています。
またここは
坂東三十三観音（ばんどうさんじゅうさんかんのん）
に数えられています。
これが何かというとざっくり言えば聖地巡礼です。
霊場と言われる、神社、仏閣などの
神聖とされている場所を巡ることです。
坂東三十三観音は関東圏にある33カ所の
寺を回ることを言います。
そしてここ杉本寺はそのスタート地点です。
その他の歴史的な変遷は
入山の時に一緒に貰った冊子をご覧ください。
また中の写真は撮れなかったので
十一面観音がどんなものかは
ウィキペディアのこのページを参照ください。
建物の中はとても涼しかったです。
寒かったんじゃなくて涼しかった。
日本の木造建築独自の涼しさと
神聖な空気感と合わさってそう感じたのかな。
中も木彫りの菩薩様がたくさんあって
これを一つ一つ手掘りで
しかも着色までするとどれほどの労力か
それを感じながら見てました。
そしてこの杉本寺にはもう一つ歴史があります。
それがこれ
これは杉本城の戦いの死者を弔うお墓です。
ここ杉本寺の裏には杉本城がありました。
そしてそこで起こったのが
北朝 斯波長家（しばながいえ）
vs
南朝 北畠顕家（きたばたけあきいえ）
城にいたのは斯波側でそれを北畠側が攻めた感じです。
激戦の末に斯波側が敗北
斯波長家は杉本寺で腹を切ったそうです。
彼の享年は17歳
私はこの斯波長家にお花を献花したかったんですよ。
それができたので満足です。
お花と線香を捧げられて本当に良かった。
ありがとう。
どうか安らかに
その思いを背に杉本寺をあとにしました。
旧華頂宮邸
杉本寺から旧華頂宮邸は徒歩５分くらい。
旧華頂宮邸（きゅうかちょうのみやてい）
ここは国の有形文化財になります。
何が文化財として認められたかというと
この建築様式がこの規模で現代まで残っている
これがすごいからです。
私もその外観を見たくてここまできました。
さぁやっとついた旧華頂宮邸！
到着して絶望！
工事中！！！！！
ショック！！！
悲しかったです……
仕方なく園内見学はできるから
とりあえず中に入って家の裏側に回りました。
そしてその決断が本当に良かった！
その時に僕の目に入ってきたのがこれ
裏側は改修工事してなかったんです。
諦めなくて良かった……
ここまで歩いてきて本当に良かった…
住んでみたいなってより
みんなで泊まりに来たいなって感じた。
一緒に来た友人と話してたのは
なんか殺人事件起きそうだよねって
遭難者がこの館に入ってきたところから
物語が始まって、夜がふけり
月明かりがこの館を照らしす時間に
殺人が起きて悲鳴が上がるんだろうな〜って
物語のあらすじを考えてました。
余談ですけどここが家のアニメキャラがいまして
そのキャラはここからお台場まで
毎日登校してるんですよね。
片道１時間半は経ちそう
旅行を終えて
旧華頂宮邸を出てなんやかんやで
鎌倉駅まで戻ってきました。
いや～疲れた。
でも楽しいね。
15000歩くらい歩いたかな。
知らない街を歩くって楽しいね。
その街に染まれるような感じ。
新しい私の感性が目覚めるような。
歴史を肌で感じる事ができる街
この鎌倉という街だと私は思う。
そこで歩くという体験は
今を生きるっていうことを感じられた。
色々見てきた鎌倉旅行。
今日という日が人生にあって良かった。
山と寺と神社と古い建築
これらを見れただけじゃない。
街を歩き、肌に感じて、その空気を吸い込んだ。
この体があるからできたこの体験を
あなたと共有できましたでしょうか？
少しでもできたなら嬉しいです。
鎌倉観光の注意点
最後に1つだけ
私が実際に歩いて感じた注意点を残しておきます。
それが都市全体の道幅の狭さ
今回通ったこのルートですが
ほとんどが歩道がありません。
ガードレールとの歩道の隙間は
人が2人並列なって歩くことができないのです。
自転車なんてギリギリを通っていたのを
見ていてとても怖かったです。
ある意味トレードオフのことではあります。
鎌倉市民は慣れてるらしいけど
私はめちゃくちゃ怖かったです。
もし観光に行くときはお気をつけて
鎌倉は歩きましょう！
最後に
さて過去最大レベルの長さになってしまった
鎌倉散歩録はいかがですか？
ちょっとでも鎌倉の魅力が伝わったり
鎌倉行ってみたい！
旅行した気分になった！
そう思ってもらったら嬉しいです。
ここでみなさんへのお願いです。
今度また鎌倉行くので
オススメの店や寺とかあれば
ぜひコメントに書いてください！
次の記事になるかも？
お待ちしております。
それでは
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は水曜日（2025/02/26）更新予定！
それではまた〜
おまけ
旧華頂宮邸から帰ってきたておやつ休憩
ミルクホールというお店です。
めちゃくちゃオシャレな店です。
ここだけ世界が違います。
絶対に行ってみて損はないカフェなのでオススメです！
今回の旅行に付き合ってくれた友人へ
あなたのおかげで楽しい時間を過ごせました。
楽しい時間をありがとう。