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自分の大事な事は自分では決められない
体調の悪い母(89歳)
あまり食べられなくなってきた。
母は車いすのためホームで生活している。
外科医から説明を受けた。
・過去に手術した大腸がんが再発している可能性
・確認するためには検査入院が必要
・もしガンがあっても、体力的に手術できない可能性
「それでも検査する??」
外科医が、
「かかりつけの内科の先生と相談してみてください」
内科のかかりつけ医。
・検査入院は本人に負担がかかる
→検査前の食事制限により、さらに咽が弱まる
自由の利かない入院生活
(ここで一気に認知になる人もいる)
しかも痛い
・ホームならのんびり穏やかに過ごせる
・知ってる人に囲まれて、ストレスない生活が続く
このまま、ホームでの生活を続けることがお勧め
私もAGREE
つまり
「積極的な治療をせず、ホームでの看取り」
という判断を私がしたことになる。
まあこれで良いと思うけど
「案外、自分の大事な事は自分で決められないな」
と思った。
自死しない限り、自分の命の長さは決められない。
そして、終わりに近づいた時の判断も、自分で決められない。
かといって、
「その時はこうしてください」
終活ノートに書く気もしない。
だって、気が変わる可能性もあるもん。
あ、とりあえず、母は持ち直してます。
意外としぶといぞ。