言語教育から共生理解社会と現状理解社会を考える
割引あり
The UN launched on Friday a policy brief on transforming education, which lays out a set of proposals to create inclusive and truly learning societies, and to understand education as a global public good.
国連のHPからの抜粋である。この記事を読んだ人の理解には、必ず違いがある。そして、理解に違いがあるのは、自然なことだ。自分自身がこの記事を書いた担当者ではないのだから、内容理解に違いがあるのも当然のことだ。もちろん、書いた側もそのことは理解している。
冒頭の記事を日本語に翻訳すれば、こうなる。一つの例としてあげる。
「国連は金曜日、教育の変革に関する政策概要を発表し、包括的で真に学習する社会を構築し、教育を世界的な公共財として理解するための一連の提案をまとめた。」
Googleの翻訳機能を利用すれば、こうなった。ただし、この翻訳が絶対的に書き手側の意図通りに翻訳できているわけではない。
つまり、この内容を読むにあたっての知識の違いが必然的に存在するのだ。必然的に存在するというのは、何も難しい話ではなく、単純に日常会話レベルでの理解の差でも構わないし、書物を読んでの見解の差でも構わないのである。それぞれの内容には、当然ながら前後に見えない理解や説明がある。
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