50_職場で自分のコミュニケーションスタイルを変えることはできますか?
皆さま、こんにちは。
あっという間に2月がやってきますね。本日もストアカの講座内で受講者様からいただいたご質問に回答いたします。ぜひご覧のうえ、職場でご活用ください!
【質問】
私はメインタイプがアナリティカル、サブタイプはエミアブルです。
職場にはエクスプレッシブの方が多く、その明るさを羨ましく思うことが度々あります。私もエクスプレッシブの要素を手に入れて、上司や同僚と楽しく会話をできればと感じることがあるのですが、自分と違うタイプになることは可能でしょうか。
【回答】
ご質問ありがとうございます。
メインがアナリティカル、サブがエミアブルなので、自己主張は控えめのタイプですね。物静かで穏やかなお人柄が職場では出ておられるのではないかと思います。
対して、エクスプレッシブは明るく楽しく伸びやかに会話を楽しみながら仕事を進めていくタイプ。時には大きな笑い声が出ることもあり、アナリティカルの方から見るとにぎやかに感じることでしょう。
自分とは違うタイプ・エクスプレッシブの方に対して、「うるさいなあ。もっと静かに仕事をしたらいいのに。」と苦手意識を持ったり否定をしたりするのではなく、
「羨ましい」
「私も楽しく会話をしたい」
と違いを前向きに捉えていらっしゃるのがとても素敵だと思います。
さて、自分と違うタイプになることは可能か、というご質問に対する回答ですが、結論から申し上げると可能です。私たちは環境や立場によって、タイプがいつの間にか変わることもあれば、意識的にコントロールすることもできます。今回のご質問は後者に該当しますね。
ただ、必要以上のストレスを感じることなくコミュニケーションを楽しんでいただくために、実践していただきたい工夫が2つあります。
まず1つ目はターゲットを絞ること。一気にエクスプレッシブ全員とペースを合わせて上手くコミュニケーションをとるのは難しいと思いますので、どなたか一人にターゲットを絞ってください。選ぶときの基準は、普段のコミュニケーション量が一番多い方がおすすめです。
次の工夫は、時間です。
いきなり1時間もエクスプレッシブに歩調を合わせようとすると、普段のタイプとの違いから疲れが出るかもしれません。そのため、最初は「10分だけ」などと時間を区切ってトライしてみましょう。
10分後に自然に会話から抜け出せるよう、その理由とタイミングを予め準備しておいてください。
短い時間のトライを繰り返しているうちに、少しずつ「自分と違うタイプになる」時間が伸びてきますし、感じるストレスも小さくなってきます。最初は無理をしないことが大切です。
ご自身のタイプ以外のタイプになる場面として、立場上の理由からご家庭と職場でのタイプを変えている方もいます。
例えば、ご家庭ではおだやかなエミアブル(メインタイプ)の方が、職場では管理職としてリーダーシップを発揮する必要があり、エクスプレッシブやドライビングで部下に対応しているという場合です。
この場合は10分というような短時間の対応は難しいため、少しストレスがかかります。ご自身の立場を考えて必要だと判断される場合も、ストレスがかかることを理解して
ランチタイムはエミアブル(本来のメインタイプ)で過ごす
退社時にすぐタイプのスイッチを切り替える
お休みの日はメインタイプで伸びやかに過ごす
などの工夫をされることをお薦めします。
無理せず少しずつトライしてみてくださいね。
本日もご質問ありがとうございました!
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