ふたつのトランプゲーム「CHAT」と「GPT」
先日、チャットGPTと一緒にトランプを使った新しいゲームを考えました。
その経緯は
こちらの記事に書いています。
そこで出来上がった二つのゲーム「CHAT」と「GPT」のルールをこちらで紹介したいと思います。
どちらも一組のトランプを使った二人対戦のゲームです。
ルール部分は前回の記事と同じです(前回はルールより作る経緯がメインだったので、ルールだけを判りやすく別記事にしました)。
ほぼコピペ、一部ルールの補完があります。
謝辞(とかやってみたかった)
チャットGPTとデュエルマスターズとトランプ。
この三つが無ければ、二つのゲームは生まれませんでした。ありがとうございます。
第一のゲーム「GPT」
ゲーム前の準備
1.ジョーカーを除いたトランプをスート(マーク)別に分ける。
2.各プレーヤーは赤と黒のカードを1セットずつ取る。
(この時点で、両プレーヤーは26枚ずつカードを所有している)
3.手持ちの26枚から合計数時が100以内になるようにカードを15枚選び、残りの11枚はゲームから除外する。
この15枚をデッキとする。
ゲーム開始
1.各プレーヤーの前にシールドのカードを5枚伏せて置く。
(シャッフルしたデッキの上から5枚でも、各プレーヤーが自分でデッキから選んでも良い。両プレーヤーの同意で、どちらにするか決める)
2.相手のデッキをシャッフルする。
3.カードを上から3枚取り手札とする。残りのカードは山札とする。
ターンの流れ
1.掛け声とともに互いに1枚ずつカードを出す。
2.両者のカードを比べて数字が大きい方が勝ち。
数字が同じ場合、黒は赤に勝つ。
数字も色も同じなら引き分けになる。
3.勝ったプレーヤーは、相手のシールドを1枚選んで破戒する。
4.破壊されたシールドを表に返し、攻撃成功したカードの数字より大きい場合は反撃成功となり、攻撃成功した相手のシールドを1枚ゲームから除外する(再反撃の判定は行わない)。
5.この時点でどちらかのプレーヤーのシールドが全て破壊された場合、相手が勝利する。
6.両者にシールドが残っているときは、山札から1枚カードを引いて次のターンに移る。
7.先に相手のシールドをすべて破壊した方がゲームの勝者となる。
山札も手札もすべて使い切った時点でお互いシールドが残っていれば、シールドが多い方が勝ち、同数なら引き分けとする。
命名
「Great Playing Tactics」略してGPT。
訳すと「優れたプレイ戦術」です。
第二のゲーム「CHAT」
ゲーム前の準備
1.ジョーカー1枚を含むトランプをよくシャッフルして両者に26枚ずつ配る。
2.それぞれ「赤」「黒」のどちらかを選び、最後に1枚残ったカードと同じ色を選んだプレーヤーが先行になる。
3.最後の1枚がジョーカーだった場合、互いに5枚ずつカードを出し合い再度シャッフルして配り、残りの1枚で再判定する。
ゲーム開始
1.相手のカードをよくシャッフルする。
2.手持ちのカードの上から5枚をシールドとして場に並べる。
3.カードの上から5枚をとって手札にし、残りは山札になる。
ターンの流れ
1.互いに手札から1枚カードを選び、表にして場に出す(これを「場札」とする)。
2.相手の場札を確認して、自分の手札から追加カードを選ぶ。
3.掛け声とともに追加カードを場に出す(出さなくても良い)。
ジョーカーを出す場合はここで出す。
4.ジョーカー以外の追加カードを出した人のみ、さらに追加カードを出すか宣言する。
この時出せるカードは、先に出した追加カードと同じ数字のもののみ。
また、相手がジョーカーを出した場合は、ブロックするかしないか宣言する(3で追加カードを出していなくてもブロック宣言することができる)。
5.ジョーカーを出したプレーヤーがいる場合。
ジョーカーをブロックする場合、同じ数字で違うスートのカードを3枚一緒に出す(初めに出している追加カードを含めても良い)。同じ数字のカードを3枚出すことができたらブロック成功。
ブロックしない場合はジョーカーを出したプレーヤーの攻撃か防御が成功となる。
成功した方のプレーヤーが攻撃ターンなら相手のシールドを2枚破壊する。防御ターンなら、防御成功+相手のシールドを1枚破壊する。
終わったら9の工程に進む。
6.ジョーカーを出したプレーヤーがいない場合。
追加カードを出す宣言をしたプレーヤーがいれば、出す。
4で宣言したプレーヤーは必ず出さなければならない。
さらに追加カードがあるなら、この時に一緒に出す。
7.以下の手順で攻撃力・防御力を算出する。
・互いの追加カードに同じスート(マーク)のものがあれば、すべて場札の横に並べる。
・残った追加カードにスペードがあれば、相手の追加カードを1枚選んで無効にする。ここで使用したスペードと無効化されたカードはゲームから除外される。
・残った追加カードの強さはハート>クラブ>ダイヤ>ハートの3すくみになります。
追加カードが1枚ずつなら、スートを比べて勝った方のカードを場札の横に並べ、負けた方はゲームから除外される。
追加カードが2枚と1枚なら、その1枚の方のカードに勝つカードだけ場札の横に並べ、他のカードはゲームから除外する。
・一方の追加カードが無くなりもう一方は残っている場合、残ったカードを場札の横に並べる。
・場札と、その横に並んでいるカードの数値を合計する。
8.算出された数値が大きい方が勝ち。
攻撃側が大きければ、相手のシールドを1枚破壊する。
防御側が大きい、もしくは同じ数値ならば防御成功。シールドは守られる。
9.このターンで使用されたカードすべてをゲームから除外する。
10.1枚~3枚の間で手札を補充する。
11.相手のシールドをすべて破壊すると勝利。
また、10の時点で補充できるカードが無ければ敗北となる。
勝敗が決まらなければ、攻撃と防御を入れ替えて次のターンに進む。
命名
「Cunning Hands of Attack and Tactics」略してCHAT。
訳すと「攻撃と戦術の狡猾な手」です。
最後に
GPTはデッキを作る計算が、CHATは追加カードの判定が面倒なポイントだと思います。
GPTはデッキに入れた数が小さいカードに使い道がなくて、手札を圧迫する役割しかないというのが良いのか悪いのか。
もし実際にプレイした感想や意見があればコメント欄から教えてください。
チャットGPTで何ができるのか、これからも模索していきたいと思います。