壮絶片頭痛時代が私を変えた
私は中学生くらいから時々片頭痛があって
よく薬を飲んでいました。
20代半ばになると症状が徐々に悪化して
頭が痛すぎて吐いてしまうようなレベルの頭痛が
月に数回くるようになりました。
そして
28歳の時、あるものの副作用をきっかけに
さらに悪化しました。
毎日激しい頭痛に襲われて立っているのがやっとという状況。
最初の数回は仕事休んだりもしましたが
毎日となるとさすがに仕事も休めなくて
吐きながら仕事していました。
頭の痛みと吐き気で
たった30分なのに電車に乗っていることができず
途中下車して、トイレに行って吐いていたり
当時は消化器内科のクリニックで勤務していたので
内視鏡の介助にも入っていたけれど
胃カメラの挿入で嘔吐反射が出ている患者さんの後ろで、
介助している側の私も嘔吐しているという
今考えると、何ともカオスな状況を作り出してしまっていました。
そんな感じでほぼ毎日頭痛による嘔吐があり
ひどい時は吐き気を10分も我慢できなくて、吐きまくっていたので
吐く際のいきみで、顔中の毛細血管が切れて
全面内出血だらけ。
鏡で自分の顔が映るたびに落ち込んで
本当に誰にも会いたくなかった。
仕事も頑張りたいのに上手く行かない
家事もまともにできない
見た目もどんどん醜くなっていく
もうどうしたらいいかわからなった
もちろん、頭痛外来専門の病院も調べて
何箇所か通って
片頭痛専門の薬、漢方、注射など、言われたことは全て試しました。
それでも改善することはなくて
頭痛が来たら
病院に行って注射をしてもらうという対症療法しかありませんでした。
そんな生活が1年弱続きました。
こんな生活が一生続くの?
もう頭痛がない生活はできないの?
悲しくて何度も泣きました。
心も体もズタボロでした。
でも、どうしても諦めたくなくて、
変わりたくて、
少しでも良さそうなことはとりあえずチャレンジし続けました。
そして遂に、自己流ではあるけれど
自分の体質を改善する方法を見つけました。
薬や医療がダメなら、自分の体を細胞から変えていくしかないと思い
食事をガラリと変え、運動も取り入れながら体質を改善していきました。
特に食事に関してはかなり自己投資をして
講座やサロンに入って、より専門的な知識を学んで、
生活に落とし込んでいきました。
その結果、
頭痛は生理前のホルモンバランスが乱れるタイミングで来るくらいで
かなり回数が減りました。
薬漬けの日々だったのに
今じゃ、薬もほとんど飲まなくなるまでに改善。
そしてこれは想定外でしたが、体重も8㎏減りました。
私にとっては本当に苦しくてつらい日々だったけれど
この経験がなければ
本気で体質を変えようとは思わなかったですし
食事を気を付けようとも思わなかったと思います。
それまでも、食事気を付けていたつもりでしたし
色々勉強しないとなぁと頭では思っていました。
でも実際はできていなかったし
お金をかけてまで学ぼうとも思っていませんでした。
『本気でやらないと、やばい』と思ったからこそ
本気で取り組めました。
人は体感しないと動かないとは、まさに私のこと。
健康の大切さを身に染みて感じて
初めて、健康への投資をするようになりました。
食事への投資は未来の自分への最高のギフトだと思います。
もちろん今の自分のパフォーマンスも格段に違ってくるので
私は食への心がけを大切にしています。
運動や睡眠、メンタルケアも全てそうですよね。
何が欠けてもQOLは落ちてしまうし、
どれかかダメだと全て崩れてしまいます。
これだけやっていればいいなんてものはなくて
バランスが大事です。
自分が一番心地よく続けられるスタイルを見つけることが
最も重要だと私は思います。
続けられるということが大事です。
私はなんとなくですが
ストイックすぎず、でも軸はブレずに
自分にあった生活スタイルを見つけたので
心身ともにとても安定して心地よく過ごせるようになりました。
諦めないこと、
どんなに小さなことでも続けることが大切。
これは何においても大切ですよね。
もちろんビジネスにおいても大事なことです。
そして、どんなにつらい経験もきっと誰かの光になります。
私のこの経験も誰かの心に届くといいなという願いを込めて書いてみました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。