ぽん太の鉄道旅:黒部渓谷鉄道
こんにちは。ぽん太です。紅葉の時期がやってきました。黒部渓谷の絶景の紅葉を一度はみてみたいと思い、2022年の11月頭に訪れました。
黒部峡谷は、立山連峰と後立山連峰の間に、黒部川の浸食によって深く刻み込まれ、切り立った深いV字峡を形成しながら、黒部川扇状地を経て日本海に至ります。黒部渓谷鉄道はもともと100年前の1923年に黒部川水系の発電所建設のための資材運搬用鉄道として発足したという歴史があります。鉄道の経営も、日本電力株式会社→日本発送電株式会社と変遷し、1951年には関西電力株式会社に引き継がれました。1953年からは観光列車として「黒部鉄道」となり、1971年からは関西電力の子会社として設立された鉄道専業の会社としての黒部峡谷鉄道株式会社がこの事業を引き継ぎ、今に至っています。
黒部渓谷鉄道は、宇奈月駅から欅平駅までの全長20kmを黒部川沿いに走っており、電車から渓谷美の眺めを堪能できます。特に秋の紅葉の時期は混雑するため、予め予約していきました。ただし、現在は残念ながら能登半島地震による落石で欅平駅までは行くことができず、猫又駅までの折り返し運行となっているようですので、今年訪問される方はご注意ください。
マップ
コース
今回は、電車旅に加え、欅平駅より山道を歩き、秘湯の一つ、祖母谷(ばばたに)温泉まで歩き、湯につかってきました。
宇奈月駅→(黒部渓谷鉄道)→欅平駅→(歩き)→名剣温泉→祖母谷温泉
(往復)
フォト
おわりに
黒部渓谷鉄道いかがだったでしょうか。トロッコ電車、渓谷美、エメラルドグリーンの黒部川、紅葉、北アルプスの眺め、そして秘湯。長年一度は行ってみたいと思っていただけに大変満足しました。
また将来欅平駅から黒部ダムまでつなぐ「黒部宇奈月キャニオンルート」という新たなルートが開発されているようですので、これが完成した暁には再訪してみたいと思います。今度は新緑の季節がねらい目かも。では、ごきげんよう。
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