恋愛『告白してボロ泣きした話』
前回の続きになります。
クリスマスが過ぎ、年末から年明けにかけて帰省目的で地元に帰っていた。
我が家系では毎年一回は帰ってこいと言うような雰囲気がある。
まったく帰る気のない私はこういう圧を与えられないと帰ってこないだろうと思う。
そのため、元々どこかしらで帰るつもりではあったが、先延ばしをする日が続いていた。今となっては大学の夏季休暇中に帰らなかったことを後悔している。
というのも、先輩と一緒にいたくてしょうがなかったのである。
「街の居酒屋は年末はとくに忙しいから入