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第一次産業と広告 2

市場流通における青果業界に営業販売として20年以上身を置き、国内の第一次産業発展の為、日々想う事を発信しています。

前回、JAを主体としたテレビ広告等の相性が個人的には相性が悪いと思うのにかなりの予算が使われている事について書きました。

せっかくなので宣伝広告業界に身を置いたことがない素人が改善案を考えてみましたので、もし業界関係者やクリエイターの方々で意見交換させていただけるなら是非、コメントください。

私が知りうる限りでJAや全農組織で使われてる広告宣伝費は全国合わせると(販売促進費を含む)○億円くらいです。

全国562のJA内、各都道府県を代表するJAが47あるとして1社○千万円。

ではこれを有効活用しようという話になるのですが、まず某大手のタレントとの契約は一切やめて、各JA職員もしくは農家の若手にモデルをしてもらい年間契約として10万円位で募集します。

よくスーパー等にあるレシピがついたリーフレットのようなものも全て廃止し、各JAのネット上にレシピ説明と画像をつけた特集サイト的なものを職員でPC詳しそうな若手に年間契約ボーナスとして50万円渡しましょう。

↑もしくは大学生やフリーランスの方に作って頂き、選考し見事使うとなればグランプリ賞金で10万円。産地の青果物をプレゼントでもいいかも。

レシピなんかも全国募集して賞金割り当てた方が経費は安くすみますよね。

↑をpdfファイルにし、使用スーパーの連絡先を送って頂く事を条件に無料で印刷可にすれば、はいできあがりです。

これを毎年更新したとしても恐らく47都道府県で行ったとしても経費削減で○○分の1以下になりますよね。

残った経費は農薬補助、資材補助、その他にかなりの金額使えると思いますし、こうする事で一般消費者を巻き込み、一般消費者にその青果物を作る生産者が居ることや、いろんな問題提起を感じ取る為のきっかけになるのかなと思っています。

宣伝や広告は大事です。でも日本全国にどんなJAがあってどんな食べ物作っていてなんて費用対効果はたかがしれてます。マツコデラックスのように圧倒的にお金をかけて宣伝するなら多少は一般にも効果があるかもしれませんがそれも一定期間のみです。

まずは経費削減。
全国で実践してみてはいかがでしょうか?


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