第一次産業と広告
市場流通における青果業界に営業販売として20年以上身を置き、国内の第一次産業発展の為、日々想う事を発信しています。
よくテレビでJAもしくは全農がスポンサーとなり、今の第一次産業はこんなに素晴らしい的なことをテレビタレントを使って宣伝するような番組を目にする機会があるのですが、、、
それいります???
あくまで個人的な感想ですが、、、、
それいります??????
正月特番のようなマグロを追いかける男たち的なドキュメンタリー番組は、今の人手不足の問題や収入が安定していないといった現実を、違う角度から見せているおもしろい番組だと思いますし、某有名タレントを使った農家メシ的な生産者しか知らないレシピを作って食べるようなのもおもしろいとは思うのですが、、、
(メーカーがスポンサーになっているのは工夫がある!)
一回の番組に使うお金いくらかかってますか??
そのお金、JA=生産者のお金ですよね??
とあるレシピをタレントを使って青果物の宣伝をするのに、年間○○千万円なんてざらにつかってますよね??
番組が悪いわけでもタレントが悪いわけでもないのですが、そのお金、全国各地の生産者の為の施策に本当に使えてますか??
全国何万というJA組合員である生産者全てに説明できますか??
資材が上がり、農薬や肥料が上がり、配送費、人件費、それら全てを売価に反映させろという前に、生産者から集めたお金の使い道の見直しすれば、もっと生産者の為の施策が打てませんか??
番組なんか作らなくても動画はいくらでも無料で作って配信できるじゃないですか? タレント使わなくても情報発信できるじゃないですか?
と思う今日この頃。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?