日鉄のUSスチール買収阻止問題
光希重名士の姓名判断的ココロ(60)
一昨日(1/4)付け読売新聞朝刊によれば、米国のバイデン大統領が3日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を阻止すると表明。日米両国の民間企業が納得の上で合意していた合併・買収を、いかに大統領とは言え、1人の権力者が潰して良いものでしょうか。敵対国ならばいざ知らず、日米は同盟国であり、安全保障上の懸念は必要ありません。この問題は昨日の報道番組で取り上げられ、政府も後押しに乗り出すことにしたようです。
これでハッキリしたことは、バイデン大統領は媚中派に間違いなく、米国のことよりも中国の利益を優先させる「トンデモ大統領」だということ。語るに落ちるとはこのことです。国内の景気が悪いため、中国の鉄鋼大手はダンピングして鉄鋼を世界中に輸出しまくっています。そのため国際的な鉄鋼の価格が下落し、日鉄もそうですがUSスチールも業績が思わしくありません。今回の買収劇は日米がタッグを組むことでUSスチールへ大型投資を実施し、中国の鉄鋼に対して日米、特に米国の競争力をアップさせるのが目的。
それを阻止する事は中国を利することに他なりません。大統領退任まで秒読みのバイデンは日米にとっては「最後っ屁」として、何かと世話になった中国に対しては「お土産」として、買収阻止に動きました。しかもこれに先立って息子のハンターには特別恩赦を与えてしまいました。トランプ体制になって訴追が本格的になる前に手を打ったのです。大統領の特権とは言え、疑惑だらけの息子をなりふり構わず助けた、これが米国の最大権力者である大統領のやることでしょうか。こんな輩を大統領に選んだ米国、国民の意識はどうなってるんでしょうか。ただし、前回の大統領選では民主党が不正選挙のし放題でトランプの票を「盗んだ」ので、国民の意識とは乖離しているのでしょうが。トランプ体制に変わって、民主党とその背後に潜む米エスタブリッシュメントがどんな憂き目を見ることになるのか、今から楽しみです。
あくまでも米国の大統領なのですが、経済も安全保障も同盟国である日本との関係が強いので、日本語表記上、姓名判断の影響は充分考えられます。
ドナルド・トランプ
【天命】21画
21画は日本でいうところの〈官僚出世運〉であり政治家にも向いています。しかも女好き。英雄色を好むと言いますが、医学的には「頑張る男はテストステロン強め」ってこと。だから官僚から政治家を目指す人が多く、女性問題でトラブルを起こす人が目につくのは、医学及び姓名判断的には当然の流れなのです。しかも、彼の略称での表記はファミリーネームの「トランプ」であり、これは8画。8画は体力と不躾さと強引さと人見知り、そして何より正義感の強さが特徴です。アスリート数でもありますが、それだけではない。実は正義感が人一倍強いトランプ氏、今のところは彼もこの買収には反対しているようですが再度登板の大統領はさて、どう出るでしょうか。