引き際

もうすぐサッカーのEURO2024が始まります。

クリスチアーノ・ロナウドは7回目ですってね。信じられない。

彼はこの前の試合でも負けて泣いてたって言いますからね。物凄い向上心と言いますか負けず嫌いと言いますか、いずれにしてもあの年でまだそれ程の情熱を持ち続けていられるって、それだけでも「天才」だなと思います。すばらしい。

まあまだ彼は引退しないでしょうが、このユーロで引退する大物と言えばドイツ代表のクロースです。ずっと代表から遠ざかっていたのに、花道はクラブではなく代表で飾りたいという、国民としてはたまらなく嬉しいでしょうね。

日本では中田英寿が代表で引退しました。

あれだけ日本人に海外でプレーすることの重要性を示し続けた人が、ラストに自国の代表を選択したということが泣けます。

プロのスポーツ選手ですから、日々の糧は所属するクラブからもらってる訳です。でも心の拠り所は、最終的には出身国にあるというのがなんか嬉しいじゃないですか。

当たり前のように皆さん感じているかもしれませんが、これは当たり前ではありません。給料を払ってるくれてる側への思い入れの方が深いというのがフツーだと私は思います。長谷部なんかそうですよね。

代表で引退した人は、他にはジダンもそうでしたね。フランスのキャプテンとして、頭突きで引退しました。あれがラストプレーというのはどうかと思いますが。

プラティニはユベントスで幕を閉じました。

代表に選ばれる実力がなければ、代表でキャリアを終えるなんてことできませんから、まあそんなことができるというのは「選ばれた人」ということになりますね。

同時に、自分で引き際を「選べる人」でもある訳です。

さて、どの国が優勝するのかな?

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