本の特設サイトづくりのポイントとは?
最近、いくつかの版元さんからの依頼で、本の特設サイトをつくることが増えてきました。
私は図書編集者ですが、Javascriptやphpなどのプログラム言語をつかってサイトづくりから運営をしたり、ランディングページまたは特設サイトという、いわば「web上のチラシ」づくりの仕事も引き受けていました。
サイトづくりで多いケースは、私が担当した本の特設サイトをつくるというもの。
自分が担当しただけに、その本の想定読者、アピールポイントもよくわかっています。
さらに、同時にDTP制作も行うことが多いので、目次、画像、サンプル紙面などの素材データも手元にあり、進行がスムーズにいくところは自分でもメリットになっている実感します。
特設サイトをつくるメリットとは?
では実際に、特設サイトをつくることに、どのようなメリットがあるのでしょうか?
新刊を出せば多くの場合、DMや新聞広告を打つかと思います。
即効性があり、短い期間で注文が集まるでしょう。
一方、せっかく頭を悩ませてつくったのに、数週間で効果が薄れてくるのは勿体無い。
チラシに使った画像、コピー、テキストなど、「チラシ素材を活かしてweb上のチラシ=特設サイトに流用」できます。
しかも、「webに掲載していますので、その効果は永続的」。
永久にというわけではないですが、数年にわたり効果が期待できます。
ここが特設サイトの最たる強いと言えるでしょう。
いつでも修正できることの強み
別の強みとして、「いつでも修正できる」があげられます。
web上に掲載した後でも修正できますので、完璧をまってアップする必要がありません。
そのため、「早めにweb上に掲載でき、早めにアピール」することができます。
また、掲載後も修正可能ということは、書評掲載や著者メディア出演といった「タイムリーな情報も反映」できます。
まとめますと
チラシデータを流用して手間をかけずにサイトができる
web上に掲載するのでアピール効果は数年にわたる
書評掲載や著者メディア出演といったタイムリーな情報も反映