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人生が輝く方法、向上心は今すぐ捨てよう!

現実がうまくいかない、
仕事がつまらない、

「だから頑張ろう!」と苦しさを乗り越えて必死に努力している方への、応援メッセージとしてこの記事を書いています。

もし、幸せになりたいなら、その向上心をいますぐ捨てることをおススメします。

向上心が邪魔をする

向上心とは、
もっと上を目指したい
資格を取りたい、
実績をあげてアクティブな人生を送りたい、
といった前向きな気持ちです。
「意識高いね~」というやつです。

凄いことのように感じますが大間違い。
そう思うのは「現状に満足していないから」ではありませんか?
「お金持ちになりたい」と思うのは、「実際はお金持ちじゃないから」
「もっと上を目指して努力しなければ」と思うのも同じで、そこにあるのは今の自分への否定です。

実は私がそうでした。
人間関係がうまくいかない、人に認めてもらえない、やりたいことをやるチャンスが来ない。だから、
「もっと成果を出そう」
「資格を取ろう」
燃え上がるような向上心と高い意識で頑張りましたが、プライドだけがグングン上がって人から疎まれただけ。

「こんなに努力してるのに何も引き寄せないじゃんっ」
と思いましたが、実はちゃんと引き寄せていました。
「努力し続ける自分」に軽く酔っていたので、「ツラい努力」がどんどんやってきたのです。
そのせいで、どんなに本を読もうと動画を見ようと、努力する現実から抜け出せませんでした。

そのままでいい

色々な人がそう言ってます。
幸せになりたいなら
「そのままでいい」

ところが、「そのままでいい」と思うことが実はむちゃくちゃ難しいのです。
向上心のある人ほど、「このままじゃだめだ」と考えてしまいます。世の中で気力を失った人を見て、「思考を変えないとああなるんだ」と勝手に不安になります。それこそが親や社会から植え付けられた価値観。
そうじゃなくても、
「優れた人格者は…」
「好奇心のある人は…」
「本当にデキる人の習慣」などなど
ネットにはキラキラした言葉があふれています。
「やればできる」というのはホントですから、もっと上を目指すんだ!!と気持ちはどんどん前のめり。とてもじゃないけど、「そのままでいい」とは思えません。

そのままでいいを受け入れるのはかなり難しい

「自分にも可能性がある」と思えば思うほど、パッとしない現実は耐えがたいものです。何とかして変えたいと努力したくなるのは当然のこと。
どうしても上を目指してもがきたくなってしまいます。
でも、大切なのは上を見ることではなく足元です。

足元をじっくり見つめて、その先に繋がる地面に意識を向けてみる。
すると、大元はみんな同じ、一つの木から出た根っこの上に存在している姿が見えてきます。このイメージがすごく大事で、「自分は特別な何か」ではなく、同じ木から出た根っこの上に伸びている「一つの個性」に過ぎません。

人に優劣なんてものはなく、それぞれが能力を持って存在している。

それなのに、学校教育や社会によって「優劣がある」と刷り込まれてしまいます。意識の中には「努力すれば優れた人間になれる」と気合を入れてくる鬼コーチが存在して、大人になっても「頑張れ」と大声を出してくる。

その姿は自己と一体化しすぎて客観的に見ることができませんが、その鬼コーチこそが植え付けられた価値観そのものです。その存在がある限り、実家から出ようと、社会と縁を切ろうと、どこまでも支配してきます。

なので、その存在を見つけたら、無理やりにでも引きはがし、強制的に追い出す必要があります。「自己を否定する心の声」がなくなることで、頭の中が静かになり自由を感じられるようになるのです。

上を目指そうとするから手に入らない

上を目指してステップアップしていく必要などない。
地面にしっかりと根をはってドーンと立っていればいい。

心からそう思えるようになれば、やりたいことが勝手に向こうからやってきます。
「そんなバカな」
と思うでしょうけど、私も最初は信じられませんでした。
苦しんで努力しないと手に入らないのでは?と思っていたんですが、実際は違っていて、何も考えずにドンと構えていると向こうからやってくるんです。

生きている幸せを感じられること

ポイントは「幸せを感じる」ということです。
それを食べると自分が幸せな気持ちになるから手間と時間をかける、そういう感覚です。
たとえば、ケーキが食べたいから自分で作る。
新鮮な野菜が食べたいから自分で育てる。

この資格を取れたら、こんな知識を増やしたら、お金がもうかるとか、仕事が増える、周りに認められる、ということではなく、それがあることで人生が楽しくなる。楽しくなるから幸せを感じる、その結果、幸せを感じることが勝手に起きる。

何とも不思議なことですが。
血のにじむような努力や、眠いのに早起きして毎日の習慣にしなくても、やりたいからやる。
目玉焼きが好きな人が、それを楽しみに朝ごはんを作るように、楽しいからやるんです。それをやると一日が幸せになるからつい続いてしまいます。

それが「好きなこと」であり「やりたいこと」です。
好きなことを続けることは何の自慢にもならないし、他の人が真似しようとしてもできません。「好きなこと」とは本来、そういうものなんだと思います。

それは決して苦労して手に入れるものでも、我慢して努力した末に手に入るものでもありません。ただ自分を笑顔にしてくれるもの。
だから幸せになれるのでしょう。

「じゃあ、本当に今、幸せなの?」
と聞かれたら、以前よりはずっと幸せです。
まず、悩む時間が減りました。
穏やかな状態が普通で、波風が立って悩む時間はほんのわずか。

生きていれば不安は無くならないしイヤなことも起きます。それでも結局は何もしなくても解決します。
我慢も努力も必要ない、ただ、いつも通り、地に足をつけてありのままで良いと思うだけ。
「現実」が勝手に解決してくれるなんて、今までには起こりえなかったことです!!

まさか、そんなことが……と思うならぜひやってみてください。
自分の中の厳しい鬼コーチを見つけ出し、自分から引っぺがして外にぶっ飛ばしたら「ツラい努力をやめる」これだけです。



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