身体管理学協会ニュース【2024年7月1日発行】
身体を正しく管理できる人を日本中に増やそう!/日本身体管理学協会事務局
◉今週のごあいさつ
いよいよ7月に入りました。
湿度がどんどん上がっている気がする関東地方ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私は暑いのは嫌いではないのですが得意でもないので、元気に乗り切るためにも毎年少しずつあれこれと準備をすることを心がけています。
もう半月もすれば梅雨が明けて暑い夏がやってきます。
昔は7月に入ると「夏!夏休みだ!」と楽しみにしていて、毎週のように何かしらのイベントがありました。
夏祭り、盆踊り、学園祭、花火大会、海水浴やバーベキュー、ビアガーデン・・・。
挙げだすとキリがありません(笑)
最近は仕事に明け暮れすぎているような気もして(汗)
もう少し季節を楽しまなければいけませんね。
◉身体管理指導士®養成講座
5月23日(木)から、スモールジム出店者限定の養成講習会がスタートしています。
スモールジムを出店される方、もしくは店長として現場に携わる方が受講されています。
今年は年内に一般の養成講座も計画中です。
予定がまとまりましたら、改めて皆さんにお知らせいたします。
◉内科系身体管理の視点
【第53回:「心拍数の不思議」】
こんにちは、神谷です。
このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
「運動すると心臓がドキドキする。息が上がる」
これは運動をしたことがあればほとんどの方が経験したことがある事象だと思います。
とても当たり前のことですが、その理由を問われると???となる方もいらっしゃるかもしれません。
循環器系の基本を理解しようとするとき、心臓の働きを疎かにすることは出来ません。
ということで今回は心拍数について考えてみたいと思います。
まず、心拍数はどのようにして決まるのでしょうか。
一般的には性別、年齢、体格、運動、基礎代謝量、環境、精神状態、心肺機能、薬剤などの影響を受けるとされています。
調整のメカニズムはこれまでの本コラムでも少し書いたかもしれませんが、自律神経によって調整されていて、自分で意図的に上げたり下げたりということは基本的には出来ません。
交感神経は心拍数を増加させ、副交感神経には減少させる働きがあります。
ご存知の通り、運動中は交感神経が有意になり心拍数が上昇します。一方、安静時には副交感神経が有意になり心拍数が低下します。
この自律神経の働きによって、アドレナリンやノルアドレナリン、アセチルコリンなどがその状況に合わせて分泌され、心拍数をコントロールしています。
アドレナリンはよく興奮すると「アドレナリンが出た!」みたいなことがにわかに話題になりますが、まさしくその通りと言えそうです。心収縮力を上昇させ、心臓や肝臓、骨格筋の血管を拡張させます。結果として心拍数と血圧は増加する方向に作用します。
ノルアドレナリンも心拍数や血圧の上昇とともに、集中力や持続力の向上などをもたらします。つまり脳・精神への影響があるということですね。
副交感神経ではアセチルコリンという神経伝達物質が働き、この結果心拍数や呼吸数、血圧の低下、消化吸収の促進などが起こります。
運動によって筋活動が増えると、エネルギーを継続的に作る必要が出てきます。
この時、細胞の中のミトコンドリアで有酸素性エネルギー代謝が起こり、酸素が必要とされます。
つまり運動が続くと細胞がその活動を維持するため酸素を必要とし、全身での酸素需要が増えていくというわけですね。
心拍数を確認することで、体の中で起こっている様々なことを推察することが出来ます。
絶妙なコントロールをされているからこその情報とも言えますね。
トレーナーの皆さんにとっては当たり前のことかもしれませんが、今一度基本を見直すことでお客様への貢献の質を向上させるきっかけになるかもしれません。
◉編集後記
いよいよ関東地方は梅雨入りですね。
同時に夏の風物詩でもある、「夏の甲子園」の予選が始まる時期です。
高校球児たちの熱く濃い夏が始まりますね。
もちろん高校球児以外にも、この夏にかける思いを胸にたぎらせている人がたくさんいらっしゃることでしょう。
自分自身のやってきたことに対して、胸を張れるように最後までやり切ってほしいと願っています。
※私は神宮球場に入場行進を見に行く予定です。