「正社員の特権」という輩は、労働者の権利を強奪し、経営者・株主の特権を強化したいだけ

(解雇規制緩和は正社員の特権をなくし、首になっても再雇用の壁はぐっと下がる、それが労働の流動化だという意見に対し)

下がりますわなあ。低賃金で雇えるから。つまり低賃金で人を雇いたいという企業側の都合ですやん。なんで労働者(=消費者)側がそれに同調する必要ありますのん?

そもそも「正社員の特権」というのがおかしい。派遣社員や契約社員の権利が十分守られているなら、私もこんなに反対しはしない。要するにこうした人達は「労働者の権利」を剥奪し、剥奪した分を利益とする輩(経営者と株主)の「特権」を強化したいだけ。実は特権の移動、いや、強奪でしかない。

言葉巧みに正社員だけに意識をフォーカスさせることで、労働者全ての権利を弱め、その分を経営者や株主の特権につけかえようとする企みとみてほぼ間違いない。こうした言葉巧みな誘導、竹中氏あたりは実に巧み。こうした口ぶりをどうやって学習し、広めているのか、その仕組に大変興味が湧く。

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