慢性疲労からの脱出体験記
2008年頃、ひどく体調が悪かった。慢性疲労で苦しみ、座ってるのもつらい。しかし寝てもしんどい。睡眠は毎日四時間。背中がつらくて寝ていられないから。どうやら運動不足で血流が滞るのが原因のようだった。しかし運動しようにも歩くのさえつらい。にっちもさっちもいかなかった。
一週間仕事を休んで温泉地の民宿に。朝夕二回のジョギングを自分に義務づけて、他の時間はともかく休むことに。
ジョギングと言えば聞こえがよいが、ヘロヘロ。歩く方が速いくらい。2キロほどの距離をしんどそうに、毎日。
四日目の夕方くらいだったか、体から重いものが溶けて消えていく感覚が。足取りが軽くなり、ようやくジョギングっぽいペースで進めるように。晩御飯がおいしくなり、初めておかわり。その夜から四時間以上眠れるようになった。血の滞りが解消したらしい。
運動と休息に特化した一週間で、ようやく健康を取り戻すきっかけを得た。運動不足も度が過ぎると眠れないほど血が滞る。睡眠が少ないと運動する気力も体力も失う。睡眠不足と運動不足が、さらなる運動不足と睡眠不足を生む悪循環に陥っていた。運動と休息を強制することでなんとか脱出。
土日もなしの16時間労働を何年も続けたために、疲労が蓄積したのだと思う。YouMeさんと暮らすようになるまで、健康不良の状態は尾を引いたが、今はすっかりよくなった。YouMeさんのおかげだと思う。感謝。