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心理カウンセラーの人間学【手軽に不安を和らげる方法】

皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?

現代の情報源になっているニュースでは皆さんの不安をあおるニュースで飛び交っていますね

最近だとマスクやトイレットペーパーの買い占めにより、品切れが続いているのでさらに不安は増大していると思われます

今回は、そんな不安な気持ちとの向き合い方や、不安の解消法を、心理学的な視点からご紹介します

まずは

どうして人は不安になるのか?

不安になるのは人間なので仕方ありません

まあこれを言われるとどうしようもないようにも感じられると思いますが

もともと人間はネガティブなものに引っ張られやすい生き物です

これは人類が繁栄するうえで必要だったからです

大昔、人類は狩猟を主に生活していました

その時にポジティブに「どうにかなる!」といった具合だと危険に対しての対象方法や狩猟の技術の向上などなかったでしょう

しかし、「明日の食料は大丈夫か?」「ケガをすると狩りにいけない」などのネガティブな発想があったからこそ

危険を出来るだけ回避して安心を確保する知恵を得てきました

時代は変わっても、不確定要素の多い現代では不安な気持ちが生じることはいたって普通のことです

なので不安になること自体を否定する必要はございません

大事なことは、

生まれた不安はどこからきたものか?

その不安はコントロール(解消)できるのか?

になります


ちなみにですが、不安をため込んでしまう人の考え方の特徴をここでお伝えさせていただきます

不安をため込んでしまう人の考え方の特徴は

つい不安なことについて

くよくよと考えつづけてしまっている

ことです

その不安は自分ではどうすることもできなのに、「どうしよ?」の堂々巡りになっていませんか?

不安について考えつづけてしまうのは、不安をため込み引きずりがちな人の特徴です

人間は、世界を自己投影によって認識しているといわれています

気分がよいときは世界が明るく期待に満ちているように見える一方、気分がよくないときは世界が暗く見えてしまうものです

見える世界が変わるくらい人間の気分は生きている中で重要な部分になります

この不安が手軽に少しでも和らげることが出来れば良いと思いませんか?

そちらの5つの方法をご紹介させていただきます


深呼吸をする

深呼吸は、不安やパニックに陥っている時に自分を落ち着かせる最も簡単で効果的な方法のひとつになります

これは、副交感神経系を刺激し、闘争や逃亡の本能を鎮めて、ストレスと不安を中和するのに役立ちます

具体的なやり方は

息を完全に吐き出し、4秒間鼻から吸い込み、7秒間保ち、8秒間口から吐き出す。それを約5回、または必要に応じて繰り返します

公園や庭に出て深呼吸をするとさらに効果は上がります

仕事の合間などではちょっと窓の外を見てするだけでも充分に効果はあります

深呼吸をすることにより、その場で立ち止まるような感覚になります

その感覚を感じれるだけでもかなり落ち着くことができます

少し早歩きをする

運動はストレスホルモンとして知られている「コルチゾール」の再吸収を助けてくれます

恐怖や不安、怒りなどを感じた時は体内には大量のコルチゾールが発生されています

しかし、運動をするとそのホルモンを処理してストレスを下げてくれるのです

理想は森林浴ができる自然のなかで少し早歩きをすると効果が上がりますが

条件にあった場所がない場合は

近くの公園に出かけたり、出勤時に一駅分歩くなどをしてみましょう

歩くことや運動することを習慣化できれば

不安解消とストレス発散に加えて

体調を整えることにも繋がります

あたたかく居心地をよくする

寒いときはより緊張し不安を感じ、あたたかいときはリラックスするものです

体の温度と心の温度は密接しています

不思議なことにサウナに入った後の人々は不安を感じないということも確認できています

あたたかくすることで気分を調節する神経伝達物質の「セロトニン」に影響を与える可能性があると示されています

冷え対策としましては

まず、あたたかい飲み物を飲む

あたたかい飲み物を飲むと体内があたたまり、リラックス効果を感じれます

ほかには

オフィスなどの机の引き出しに毛布やセーターなどを用意するのもいいでしょう

カイロで首や肩などをああためるのもオススメです

電気が使えない場合は特に備えておきましょう

ちょっとマッサージする

緊張と不安を解消するのにマッサージはかなり効果的です

とはいうものの、毎日マッサージ店に通うのはお財布に大きな影響を与えることになります

ですので、自分で簡単に出来るセルフ・マッサージをしましょう

オススメはゴルフボールです

ストレスや不安を感じた時に取り出して足の裏や肩の後ろでころころするとリラックスできます

小さいので携帯するのにも便利です

あとは軽いストレッチや伸びをするのもいいでしょう

プチ瞑想をする

『瞑想』と聞くと僧侶やお坊さんなどがするもので、ハードルが高く難しいように感じられると思います

もちろん完全に「無」にするなどの修行が必要なほどの高いレベルのものではございません

ここでの瞑想では今のかかえている不安をこれ以上大きくさせない為のものです

『マインドフルネス瞑想』と耳にしたことはありませんか?

この『マインドフルネス』とは

「”今ここ”にただ集中している心のあり方」

という事なのですが、少しわかりにくいですよね

簡単に言うと

『他のものにとらわれない』

といえば伝わりやすいかなと思います

意識が他のもの(不安や期待など)にむくことなく『今』の自分に集中することです

「雑念」とも言われていますね

やり方は簡単で

目は開けていてもいいのですが、集中しやすいように目をつぶるのをオススメします

鼻呼吸で呼吸に意識をむけて空気の出入りを感じます

他のもの(「クーラーの音がする」や「今日の晩ごはんはどうしよう?」など)に意識が向いてしまっていたら、また呼吸に意識をむける

この繰り返しです

不安になった時に、5分でもこれをするだけで

今の自分に意識をむけることができる為

それ以上に不安を大きくすることなく

不安を和らげることができます

それと脳は雑念にとらわれることで疲労します

マインドフルネスは雑念をカットしようとするので脳を休ませることができます

脳を休ませる為にも瞑想はオススメです


以上が手軽に不安を和らげる方法です

個人的には「深呼吸」と「瞑想」が手軽ですぐに出来るのでよく活用しています

まとめ

深呼吸をする

軽い運動をする

体をあたためる

マッサージをする

瞑想をする

他にも自分に合ったものがあると思いますので、これ以外でも不安を和らげることができるなら

どんどん取り入れていくといいでしょう

トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品の買い占めは、不安からきているものがほとんどです

人は不安になると日用品などの実用的なものを購入して安心感を得ています

ただ、あなたは周りの情報に振り回されずに不安をコントロールして

出来る限り物事を冷静にみて、何が必要で何が不必要か、そして何が出来るかを考えてみてください

そうすると不安をあおるニュースに振り回されなくなります

数ある中からご覧になっていただきありがとうございます

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ウーマ サラリーマンカウンセラー
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