心理カウンセラーの人間学【憎めないあの人の正体】
皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?
あなたの周りに仕事がずば抜けてできるわけでもなく、見た目が超絶イケメンでもなく、トークも特におもしろいわけでもない
なんなら、うっかりさん気質で仕事のミスもあり、見た目は中肉中背、トークも普通、取り分けて周りの人たちから秀でた才能が見当たらないのに、好感度が高く失敗をしても笑って許してもらえる人はいてませんか?
こういった人の共通点を今回はピックアップしていきます
憎めない人の共通点
・自分の苦手やできないことを周りの人に頼むのが上手
・得意なことは誰よりも熱を入れる
・素直に学び、謝罪ができる
・笑顔がかわいらしい
以上が憎めない人の共通点になります
ひとつずつ詳しく説明していきます
自分の苦手やできないことを周りの人に頼むのが上手
憎めない人は「頼み上手」なんです
人は承認欲求があるので、周りの人から認めてもらいたいという欲求が遺伝子に刻まれています
ここをくすぐって頼みごとをするのが「憎めない人」は上手です
普通なら「これをやってほしいので、お願いします」という頼み方をするところを
憎めない人は「すいません。私はここが苦手なのですが、○○さんはすごく上手にされていたので、もしよろしければ協力していただいてもよろしいですか?」
というように、相手の得意な部分をみつけてその部分にアプローチして相手の承認欲求をくすぐります
これは普段から周りの人に興味をもち、知ろうとすることが大事です
そして、自分自身の苦手なことを知り、受け入れることも必要です
そして「やってほしい」ではなく「協力してほしい」と言葉を選ぶこともしています
言葉の印象で「ノー」が「イエス」になるほど人は言葉に敏感です
以上のことを自然にできる人は、頼みごとをされてもどこか憎めない人になります
頼みごとは、やりすぎたり言葉を選ばないと相手に不快感を与えます
しかし、上手に頼みごとをすることで相手の承認欲求を満たして関係を構築していくことができます
得意なことは誰よりも熱を入れる
これは「熱中」といってもいいかもしれませんね
仕事でも趣味でも子供のように熱中している姿は好感をもたれます
この時の注意は自分の好きの押し付けしないこと
そして、他人を犠牲にしてまで熱中しないこと
この二つに気をつける必要があります
自分の好きは相手も好きと勘違いしてしまうものなので、つい押し付けてしまいがちです
さらに熱中すると周りが見えにくくなるので、気がつけば迷惑をかけていることもあります
節度が大事ということです
とはいえ、何にも熱中することができない人には魅力を感じず、好感をもたれることは難しいです
「これが好き」と胸をはって言えることは周りの人も気持ちよく思います
素直に学び、謝罪ができる
これは説明するまでもないと思いますが、念のため触れておきます
憎めない人はとにかく周りの人から教えを乞う達人です
自分の考えなどに固執せず、良い意見などがあればすぐにそれを取り入れる柔軟性の持ち主です
ただ、ここで気をつけてほしいのは
自分の考え=信念
とは別ということです
自分の考えを変えることと、信念を曲げることが一緒になっている人を見かけることがあります
自分の信念にそぐわない考えなら取り入れることをしてはいけません
しかし、仕事や人生観で信念を曲げるような考え方を強要されることは、かなり少ないです
「こっちもいいけど、それもいいね」という考えで共感したり、衝突したりすることがほとんどです
憎めない人はこのような時に、共感を選択している人です
自分の違う相手の考えを、やたらと拒否や拒絶しない人です
そして、自分に少しでも非があればすぐに謝ることができる人です
この「すぐに」というところがポイントです
「すぐに」ということは言い訳せず相手を責めずに謝ることができるということです
これをされると憎めないですよね
笑顔がかわいらしい
これは世界共通ですね
笑顔がかわいらしい人に好感をもたないことは有り得ないと思っています
極端な例ですが、ムスッと怒っているような顔をしている人と、いつもニコニコ笑顔の人ではどちらの人に話しかけやすいでしょうか?
もちろん笑顔の人ですね
これこそ、多くを語る必要はなさそうですね
まとめ
憎めない人の共通点をあげたのは、この人たちは特別な才能や能力があるわけではありません
誰でも少し気をつければできることです
せっかくなら少しでも多くの人に「憎めない人」になっていただければと思います
数ある中からご覧いただきありがとうございます