心理カウンセラーの人間学【部下に話す時は順序と時間が大事】
皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?
今回は部下が何か相談をしてきた時のアドバイスはもちろん、指摘や注意をする際の順序をお話させていただきます
部下が話してきたことが、自分と意見が違ったとき
まず、典型的なダメダメパワハラ上司の順序は
否定→内容→結論→同意 の順番で話しをしていることが多い
よって部下は委縮するか、反発するかの2パターンになります
まれに、このような上司の罵倒をばねにして伸びる人もいてますが、大半の人は委縮か反発になります
どちらも心は拒絶しています
このパワハラ上司のようなきつい否定をしないまでも、話の冒頭でやわらかく否定する上司の人は多くみられます
では、部下から信頼を得る話す順序とは?
肯定(共感)→結論→内容→具体例→結論 の順番で話しをしています
まずは肯定(共感)が大事になります
なぜなら、全くなにも考えていない人はいてないからです
部下からすると、その話をするまでにいろいろ考えたことが言葉になっています
しかし、頭からそれを否定されると人は拒絶して心は殻に閉じこもります
これが話の冒頭でいきなり否定なんてするものなら最悪で、二度と相談されなくなる可能性もあります
なので、あまりにもとんちんかんな内容や場の状況にあっていない場合以外は、否定から入るのはやめましょう
ただ、すべてを肯定する必要はありません
「君はそんな風に考えていたんだね」といった感じで
「あなたの意見を私は認めていますよ」という、意思表示をしてほしのです
それをするだけで、部下は次の言葉が出しやすくなります
すると、より相手のことを理解することができます
そして、後の 結論→内容→具体例→結論 は伝えるテクニックの順番です
しかし、意外にこの事を意識して話ている人は少なく感じます
ここを意識することで、内容は伝わりやすくなります
そして、できる上司は細かい間隔で相手が理解しているかを確認します
「ここまでの話で気になるところはないかなぁ?」といった感じです
ちゃんと相手が話についてきているかを確認しています
そして、上司がもっとも気をつけてほしいのは話す時間です
本当に残念なのですが、ダメな上司は話が長い!笑
私も経験がありますが、全然頭の中にはいってきません
人は話を聞くにが本当に苦手な生き物です
なので、集中して聞ける時間はかなり短いです
個人的には面白くない話を5分聞ければたいしたものだと思います
私の集中力のなさが原因かもしれませんが 笑
さらにつけ加えて、これが上司ならやはりプレッシャーもかかるので、余計に集中力をそがれます
そして、上司の話はほとんど面白くない話をしていることでしょう 笑
この状態が長く続くのは軽い地獄です
なので、部下に話す時は、短く・簡潔に・わかりやすくを意識しましょう
そして、肯定(共感)を忘れずに!
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