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2019年 Twitter運用振り返り

皆様あけましておめでとうございます!
しんり(@shinri_55)です。

昨年はTwitterを始めて何となく運用してきたのですが、最近マンネリ化してきているのもあり、今年は目標としてフォロワー10,000人を掲げしっかり運用しようと思ってます。

 そんなワケで、まずは昨年どう運用してきたかを振り返って、2020年の運用方針を考えたいと思います。

この記事が参考になる方。
・自分のTwitterアカウントの改善すべきポイントを発見したい
・フォロワー1000人以下でインプレッションの増やし方に悩んでいる
・実名サラリーマンアカウントで出来るだけ炎上せずにフォロワーを増やしたいアカウント

Twitterアカウントの分析

Twitterフォローに到る流れは、ほとんどの場合下記図のようになっています。

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✅いかに多くの人にツイートを見てもらい(インプレッション数)
✅プロフィールに飛んでもらい(プロフィールクリック率)
✅そこからフォローしてもらう(フォロワー数増)

なので、

⒈自分のアカウントはどこにボトルネックがあるか?(アカウント全体の分析)
⒉そのボトルネックを解消するためにどんなツイートの反応がいいのか?(個別ツイートの分析)

という順番で分析を進めてみました。

Twitterデータの収集

Twitterはアナリティクスからインプレッションとかエンゲージメント率のデータが見れますが、もっと細かく見たいのでデータをCSVでダウンロードします。
データをダウンロードする際は、一回に1ヶ月分以上ダウンロード出来ないので、1ヶ月毎に指定して分析したい期間分ダウンロードしないといけません。

ダウンロードまでの操作はこちら↓

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ダウンロードしたデータをGoogleスプレッドシートでインポートして一つのシートにします。
インポートの際は「ファイル」→「インポート」→「アップロード」からファイルを選んで、「現在のシートに追加する」にして全期間を追加し、最後に表題の列を削除すると楽です。

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フォロワー数の推移についてはアナリティクスでは直近28日分しか見れません。
Socialdogを使うと登録後に関してはフォロワー数の推移が見れるので、登録しておく事をお勧めします。(CSVダウンロードは有料) 

Twitterデータの分析(⒈アカウント全体の分析)

まずは自分のアカウントの全体像を分析してどこにボトルネックがあるのかを洗い出します。

インプレッション数、プロフィールクリック数はアナリティクスからBy tweetでダウンロードしたデータにそのまま入っていて、プロフ/インプ率は割り算で列を作ります。

フォロワー増/プロフ率は、Socialdogを6月末から登録していたので、お試し期間でフォロワー数をダウンロードして、アナリティクスのBy dateデータのプロフィールクリック数で割り算をし、6月末以降のデータのみ分析しています。

また投稿ジャンル毎にどのような反応があるかみたいので、投稿時反応が多いと感じている「田端大学」「営業」「freee」「KEYENCE」という切り口で投稿を分類してみました。

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※ジャンルの分類は下記数式で「田端大学」の場合「田端」「tabbata」が投稿内に含まれる場合は田端大学と分類しています。

=IF(OR(Countif(C2,"*田端*")>0,Countif(C2,"*tabbata*")),1,0)

で作成したデータをピボットテーブルで抽出したのがこちら。

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1投稿に対するインプレッションの平均は6684件で、インプレッションからプロフィールをクリックしてもらう率は0.8%です。

フォロワー増/プロフィールクリック率は日毎で集計したデータから平均を見てみます。

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こちらは9.88%でした。

まとめると

1ツイートあたりの平均インプレッション>6884件
インプレッション→プロフィールクリック率>0.8%
プロフィールクリック→フォロー率>9.88%

インプレッションは田端大学に入っていることで、20万人フォロワーがいる田端さんにリツイートされる機会がありおかげで大きく伸びています。フォロワー1800人のアカウントにしては優秀なインプレッション数だと思います。
一方インプレッション→プロフィールクリック率0.8%と、ツイートを1000人に見られても8人しかプロフィールにとんでもらえておらず、こちらの率は非常に低いです。
プロフィールクリック→フォロー率9.88%でこちらはプロフィールを見た人は10人に1人フォローしてくれているという事で悪くないと思います。

私のアカウントの場合ボトルネックになっているのは、インプレッション→プロフィールクリック率で、プロフィールを見てもらえれば10%近くフォロワーになってもらえているので、改善すべきポイントは「プロフィールを見てみようと思わせるツイートをする」ということになります。

Twitterデータの分析(⒉ジャンル別ツイートの分析)

自分のボトルネックがわかったら、今度はもう少し個別のツイートを見て、どんなツイートが反応がいいのか見ていきます。
まずは先ほどのピボットテーブルでジャンル毎のインプレッション→プロフィールクリック率を見てみます。

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「田端大学」「営業」「キーエンス」「freee」が内容に含まれない「その他」は私のツイートの70%を占めていますが、プロフィールをクリックしてもらえる確率は一番低く、リツイートもされていないのでインプレッションも断トツに低いです。

「営業」は結構呟いている事が多く反応も悪くないと思っていましたが、データを見てみると実は「その他」と同じくらいプロフィールクリック率が低く、インプレッションも比較的低いです。

反応が一番いいのは「freee」1.31%のプロフィールクリック率があり、2番目に高いのが「キーエンス」1.26%と所属していた会社名を記載した投稿をしたときに、私に興味を持ってもらいプロフィールを見てもらえる事が多いようです。

私の場合、ツイートの方向性として見てくれた人の役に立ちそうな事を中心に組み立ているのですが、「営業」の場合抽象的な表現が多く、自分ゴトとして書けていないので投稿者である自分に興味をもたれる事が少なく、「freee」、「キーエンス」について書く際は所属した実体験を記載しているので私自身にも興味を持っていただきプロフィールまでとんでいただける事が多いのかと思います。
また私自身や投稿で興味を引く事が出来ておらず、まだまだ「freee」「キーエンス」というブランドに頼ってしまっているという事だと思います。所属企業については書けない事も多く、会社名ではなく自分自身で興味を引く内容を書きたいとも思っているため、投稿比率を意図的に下げていたのですがフォロワー増への恩恵は一番大きいという結果になってしまいました。

Twitterデータの分析(⒊個別ツイートの詳細分析)

どんなツイートがプロフィールを見られているのか深掘りするために、もう少し詳細に個別のツイートを見ていきたいと思います。

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これは手作業で並び替えを繰り返し、例えばフォロワー数増加が多かった日や前日の投稿でインプレッションが多かった投稿は赤インプレッション→プロフィールクリック率が高かった投稿は青該当しないけどプロフィールクリック数が多い投稿は緑にしたり、条件付き書式で各指標の高い項目は色を変えるなど目視で気付きやすいようにし、該当するツイートはどんな内容を投稿していたかを見ていきます。

私の場合フォロワーが増えたり、プロフィールクリックが多かった投稿はこの辺りのようです。

実生活の実績や他メディアで投稿した話など、Twitter以外を絡めた時に私自身に興味を持っていただき、プロフィールまでとんでいただけている事がわかります。逆にいうとTwitter単体では興味をひく投稿が出来ておらず、バズった事もないので、投稿内容自体で面白い事を書いたり、共感をうむような投稿をするという点は改善の余地が大きそうです。

Twitterについて言われている下記2つについても効果があるのか検証してみました。

⒈「私」という言葉を入れると、投稿者自身に言及しているため興味を引きやすくプロフィールを見られやすい。

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「私」という言葉を入れた時の、インプレッション→プロフィールクリック率の平均は1.01%でした。全体の平均が0.8%だったのでこれは効果がありそうです。

⒉ 朝7時、昼12時、夜19時台の投稿は通勤、昼休みでみられやすい。

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私の場合は、特に時間毎の特徴がみられませんでした。これはフォロワー多い人にリツイートされるかどうかでのボラリティが大きく出てしまっているからだと思います。もっとフォロワーが多い人であれば特徴が出るかもしれません。フォロワーが少ない段階では、フォロワー多い人にリツイートしてもらうにはどうしたらいいかが大事で、自分をフォローしてくれているフォロワー多い人が何時ぐらいにツイートしているかの方が大事なようです。

2020年に向けて

私のアカウント運用のボトルネックはプロフィールクリック率が悪く、私自身に興味を持ってもらえるようなツイートが必要な事がわかりました。

また私のツイートで反応がいいのは、リアルを絡めた自分に関連するツイートだという事がわかりました。

じゃあどんな呟きをしていくといいのか、改めて先輩方のnoteや記事を読んで自分の方向性を考えてみました。

マルコさんの分類で考えると、私のアカウントでうまくいっているのは、下記タイプの投稿になります。

①「ノウハウ」⇒尊敬型」タイプの発信で
⑤リアルやメディアで露出→興味を持った人がツイッターで検索→発信内容( プロフ/固定ツイ/TL)を見る→フォロー

このタイプの投稿は成果が出ているため継続しようと思いますが、リアルで自分が行動しないといけないのでレバレッジが効かせにくいという問題もあり、2020年は巻き込み型、共感型の発信も増やしていこうと思います。

得意を活用して伸ばす

・私という言葉をいれ、投稿内容に自分を絡めてプロフィールを見てもらえるような投稿の数を増やす

・抽象的な概念の投稿ではなく、自分の体験をもとに具体的な投稿をする

・リアルで行動量を増やし、その成果、学びをツイートする

新しいチャレンジで伸ばす

・共感をうむツイートを狙ってみる

そもそも

・ツイート数自体が724件と少ないので、もっと呟く

他の人のTwitter運用にも活かせそうな事

私のアカウントはまだフォロワー1800人なので、1000人以下の人向けですが活かせそうな気づきがあったのでまとめてみます。私自身は必ずしも意識してやってたわけではないのですが、うまくいった点を振りかえりました。

・相互フォロー狙いのフォローはしない
・炎上リスクは極力抑える

という投稿スタイルでフォロワー増やしたい人は参考にしてみてください。

0→300人

オンラインサロンなどリアルでインフルエンサー、フォロワー数が多い人とのつながりを作るといいと思います。
Twitterは誰かに投稿をみてもらわなければフォロワーは増えません。でもはじめた時はみんなフォロワーが0人なので呟いても誰の目にもとまりません。

私の場合、ビジネス用にアカウントを作ろうと思ったので、友達、同僚と繋げずにはじめたので、この最初のフォロワーを作るのが一番難しいと感じました。

最初にフォロワーを増やすための戦略として一般的なのは下記だと思います。

・知り合いにフォローしてもらう
・フォロワーがある程度いる人にリプライを送る、メンションする、リツイートするなどで認知してもらいフォローしてもらう

私がとったのは、「オンラインサロンに入ってリアルでフォロワー多い人と繋がる」という戦略になります。オンラインサロンの会費はかかりますが、認知してもらうきっかけを作れるので、最初のフォロワーを作るのは比較的簡単です。

フォロワーが多い人にいきなりメンションしたり、リツイートするのは気が引けるという人はオンラインサロンを活用するといいと思います。

この目的で入るならオフラインの活動が盛んなオンラインサロンがお勧めで、私が入っている田端大学は、「オフラインの活動が盛ん」「Twitter発信者が多い」「MVP制度がある」のでTwitterフォロワーを増やす目的ではトップクラスに効果をだしやすいと思います。

300→1000人

コンテンツを作って発信していくといいと思います。
noteやインタビューなどで役に立つ内容を発信するとリツイートされやすく、また自分自身にも興味を持たれやすいのでフォロワー増につながります。書く内容がないという人は本を読んだ感想をかくと、作者にリツイートしてもらえる可能性も高くお勧めです。
またTwitterで知り合った人と会ってコミュニケーションをとったり、セミナーに参加した際も公開可能な範囲で積極的にツイートすると主催者や参加者からリツイートされやすく、人の目に触れる機会が増えます。

最後に

営業やマーケティングではキャンペーン毎にリードから商談への転換率、クロージングレートの振り返りをして、ボトルネックを洗い出して手を打つという事をよくやると思います。

今回自分のTwitterアカウントで同じ事をやってみましたが、新たな発見が多く2020年自分の指針を立てる事ができました。
2020年は定期的に自分のアカウントの傾向を振り返って運用していこうと思います。
新年の目標でフォロワーを増やす事を設定した人は、具体性を持たせるための手法として参考にしていただけると幸いです。


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しんり(鈴木眞理)
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