【今まで行った国の印象:第11弾】フィリピン
*こちらは無料マガジンとして【今まで行った国】を紹介するために定期的に発行しています。
バックパッカーに不人気だけど、すごく魅力的な国がフィリピン。
やはりフィリピンという国のイメージが若い女性やバックパッカーの人たちが避ける原因だと思っている。
犯罪の温床(殺人や強盗)、男性が女性を買う国、貧困、などなどネガティブな言葉が並ぶのがフィリピンではないでしょうか?
でも一度でもフィリピンに行けばそんなイメージがガラッと変わる。
昔はたしかにそんな印象だったかもしれないけど、今のフィリピンはネガティブよりもポジティブな言葉が似合う国になった(と、個人的には思うし、信じている)。
そしてフィリピンってマニラじゃなくぜひ地方や離島に行くべき。
そこにはあなたが知らない楽園が広がっている。
またフィリピン人の底抜けに明るい国民性で、フィリピン人と接すると自分が抱えている悩みなんてちっぽけで取るに足らないものだと感じさせてくれる。
まあこれには一長一短あり、楽観的すぎるため長期の人生プランを構築するのが苦手な国民性だとも言えるのだが。
最近では「フィリピン留学」というキーワードでフィリピンに渡航する人が増えた。
ネガティブなイメージを持っていた人が実際にフィリピンに短期~中期滞在することで、フィリピンを大好きになって日本に帰国する人も増えた。
スタートのイメージが悪ければ悪いほど、そのイメージは上がるしかない。
汚い、貧困、治安が悪い、それらもフィリピンの一面に違いないが、それらを上回るたくさんの魅力がフィリピンには転がっている。
先に言っておくが、フィリピンは好きな国のベスト3に入っている。
さぁ、どういったものなのか見ていこう。
フィリピンの良さ
・人が明るくて楽しい
・海が綺麗
・物価が安い
・人生観に響く
・英語が通じる
・活気がある
・年中温暖な気候
・意外に観光名所が豊富
ぼくがフィリピンが好きな理由として、人が底抜けに明るくて話をしていて幸せな気分になること。
背景はいろいろあるだろうけど、いつも笑顔でホスピタリティーがあるフィリピンの人が好き。
フィリピンは南国で7,000もの島があるそうで、その中には考えられないくらいの透明度を誇るビーチもいくつか存在している。
物価が安くて英語が通じるのもおすすめポイント。
街には活気がある、そこにいるだけでエネルギーをもらえる(疲れることもある)。
年中温暖な気候のため、旅するときも軽装でオッケー。
短パン・Tシャツで1日過ごせる。ただカフェや映画館などでは冷房ガンガンなので長袖は必須です。
人生観に響くというのは、フィリピンを通して新しい自分を発見できるから。
手元にある手札でいかに人生を楽しむのか、といったことを学べる。
上を見てもキリがない、でも今自分が持ってるものだけでも人生を楽しめるしチャレンジできるということ。
(これってフィリピンだけじゃなくいくつかの国でも学べるんだけどね。)
でもフィリピンは英語がかなり通じるため、フィリピン人との交流を通して英語で理解できるのが大きい。
全く意味のわからない言葉で交流するより、英語で意思疎通するから学びやすいって意味ね。
最後にフィリピンは首都マニラでは味わえない良さが地方や島に溢れている。
観光するべきスポットはたくさんあります。
フィリピンの良くないところ
・治安が良くない
・詐欺師が多い
・食事がいまいち
・マニラは渋滞がひどい
・衛生面が良くない
治安が良くないのは事実です。
特にマニラは悪名高い東南アジア随一の治安が悪い街。
しかしマニラでもそういったエリアを外せば普段通りに過ごせる。
また治安が悪い=殺人ではなく、強盗が多いのがマニラ。
殺人事件も時々起こっているが、だいたいが怨恨やお金が絡む事件がほとんど。
詐欺師は多い。仲良くなって友達と思っても相手はお金が目当てだったりする。
フィリピン料理は何?と言われてもピンとこないように、フィリピンに行ったことない日本人はフィリピン料理が思い浮かばないでしょう。
これはむちゃくちゃ美味しいというものがない。美味しいのはあるが、すごく美味しいのがない。
国民食がファーストフードのジョリビーっていうくらいだから。
マニラの渋滞のひどさとフィリピン国内の衛生面の悪さはやはりマイナスな印象。
フィリピンで訪れた場所
・マニラ
・セブ島
・ボホール島
・ボラカイ島
・イロイロ
・ギマラス島
フィリピンは何十回とリピートしている国だけど、実際に訪れた都市はそれほど多くない。
マニラは昔買い付けの仕事をしていたので頻繁に行っていたし、家族を持った今はボラカイ島によく行く。
ボラカイ島の海とビーチの素晴らしさは今さら言うまでもないが、行ったことない人がいればすぐにでも航空券を予約して行ってほしい。
もし満足できなかったら返金する(嘘)。
世界一マンゴーが美味しいギマラス島も良かったし、セブから近いボホール島も楽しかった。
フィリピン国内はまだまだ行きたい場所が山ほどある。
ありきたりな旅をやりたくなくて、かつ近い国を希望するならフィリピンへ。
長時間のバス旅でも面白いし、セブパシフィック航空で一気に目的地にたどり着き旅をするのもいい。
フィリピンをオススメするのはこんな人
本当は全旅人にオススメしたい国。
治安が不安ならマニラに行く必要はないし、地方や絶景のある島巡りをすすめたい。
英語が通じるためトラブルになった時にも対処しやすい。
人生に悩んでいる人や失恋した人にも行ってほしい。
フィリピン人と仲良くなり交流することで、フィリピン人の陽気さで心の負荷が軽減される。
レストランのスタッフがダンスしたり、歌を歌ったりが普通に見られる。
ぼくは人生の楽しみ方や前向きさを、フィリピンという国を通して学んだ。
またフィリピン人は家族を第一に考える。仕事よりも。
その姿勢は家族関係を軽視する日本人にはないもの。
自分の親に頻繁に連絡取ってますか?
特に用事がなくても親は子供の声を聞きたいものだと思う。それが何歳だったとしても。
遠くの人を愛するよりも、近くの人を愛する。
フィリピン人は優しさに溢れていて、家族を想う気持ちが強い。
だからこそ家族じゃない人への優しさも本物。
ぼくらが失った大切なものをフィリピンの人はたくさん持っていた。
人を愛せなくなったら、愛し方を忘れたらフィリピンに行ってみよう。
愛はいろんな形で存在しているし、人を愛することは素晴らしいことだと教えてくれる。
怖いイメージがあるフィリピンは、良い意味であなたを裏切ってくれる。
その時忘れてしまった大切なモノがまた目の前に現れるかもしれない。
すると、次は離したらダメだよとフィリピンの空から聞こえてくるはずです。
読んでくださりありがとうございました。
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