<東京>三鷹の森ジブリ美術館から吉祥寺まで、キンモクセイ香る季節に喫茶点々
三鷹の森ジブリ美術館ティータイム
この日、まず目指したのは、三鷹の森ジブリ美術館。予約制のテーマパークです。ジブリ美術館行きのコミュニティバスもありますが、三鷹駅南口徒歩15分の道のりは玉川上水沿いの風の散歩道を歩きます。ここを歩いている子供たちは高い確率で美術館を目指しているので、前からも後ろからもワクワクなテンションが伝わってきます。100m置きのジブリ道標に立ち止まるのもわかりやすい。
完全予約制でも長い行列ができるのは当たり前、それでも並んでいる時間も楽しいのがジブリです。あちこちにカメラをむけたり、会話がはずんでいます。
ジブリ美術館は、外のみ撮影可。館内ではカメラを手から離して物語の世界に埋没するのがお約束。
朝いち10:00からの時間帯を選択したのは、カフェ麦わらぼうしでゆっくりティータイムしたかったため。開館時間から遅れること30分、10時半にオープンするカフェ麦わらぼうしにオープン前に訪れれば、小さな気づきを見つける自由があります。
くいしんぼうのカツサンドに立つ旗はポニョ、野っぱらのクリームソーダ―と色が合いました。チョコとピーナッツバターのトレイベイクは後ろに並んでいた子たちがデザートはこれをと言っていたので、好奇心がとまらずオーダーしてしまいました。
井の頭恩賜公園ティータイム
ジブリ美術館を後に、東京都立井の頭恩賜公園競技場沿いを歩き、井の頭恩賜公園エリア樹林の中を歩きます。
木々の間を歩いていると、キンモクセイの香り。秋が深まったことに気づきます。
井の頭公園を散歩する時立ち寄るカフェがチャイブレイク。期間限定の季節のチャイはキンモクセイのチャイ。フォームミルクの上にのる花が可愛らしい。チャイブレイクセットの選べるマフィン、この日は6種類ありました。甘い香りのチャイがすすみそうなブルーベリーとクリームチーズのマフィンを。生姜のミルクプリンはスパイス風味の黒蜜をかけていただきます。
吉祥寺ティータイム
吉祥寺駅手前、最後に寄ったのは、エレベーターのない雑居ビル上階にある中国茶専門店。1階入り口に案内のポスターが貼られています。「秘境の茶に逢える」中国の秘境で作られるお茶は稀少ですから高価です。購入するからには失敗したくないという思いに応えた青蛾茶房のシステムが有料試飲です。ついでに飲んでみたい茶もリクエストできるのでちょっと嬉しい。4種類のキーモン紅茶の中から野生と一生に一度は飲んでみたい幻の紅茶、そして奇遇なことに本日のおすすめにキンモクセイ紅茶を出してもらいました。お茶も興味深かったのですが、小さな飲杯よりも小さな茶壺が可愛らしくて手から離しがたい。ミニチュアではなく現役で働く急須です。
たくさん歩いて、たくさん飲んだ、良い散歩時間でした
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