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ベトナム、民族文化と生活に触れる旅<ハノイ>

<ハノイ>ハノイから北へ

 ハノイからベトナム北部山岳地帯へ移動するだけの一日は、ゆれる車の中でガイドさんのベトナムミニ情報をメモして過ごしました_φ(・_・

 バナナやライチは1㎏20円。実を採るバナナ、花を採るバナナがあります。

 ライチ、龍眼、シナモンの花から蜂蜜をとります。ハチミツをかけたフランスパンとベトナムコーヒーの朝食は南部スタイルです。

少数民族タイ族料理とジャスミンティー
道端のおじさんたちのお茶セット

 ベトナムの人口は昨年ついに億超えしました。ベトナムの民族の数は54。一番多いのがキン族で89%を占めています。残り53が少数民族で、ほとんどが北部山間地に暮らしています。雲南省に接しているので、中華文化の影響を受けた生活習慣を持っています。

<葬式>
 北部では、葬式を2度行なう習慣があります。
 亡くなると棺桶に入れて土葬して、通常通りの葬儀を行ないます。
 3〜4年後、掘り起こし、“洗骨”した後に陶磁器に入れて埋葬します。掘り起こした時に桶が壊れていると縁起が悪い、家族に良くないことが起こるとされます。
 ベトナム北部では、肉は不浄とされており、洗骨しないで肉が付いたままだと地獄に堕ちると言われています。高級な香水で洗ってあげると天国に行けるとも言われています。
  フエ出身のガイドさんにとって、初めて洗骨を目の当たりした時は衝撃だったとか。南北ベトナムの違いとして、食文化と同頻度で例に挙げているのでしょうね。
 天国に一緒に持って行く冥土銭は、自国紙幣でなく、元やドル(死者が不便しないように)。紙の供物も一緒に燃やすことで、幸福な死後の世界を祈ります。

<水道代や電気代、公共料金高額問題>
 平均月収3〜4万だとして、家で普通にエアコンや家電を日本なみに使う生活を送ると、電気代は日本円でゆうに一万数千円となります。 
 安心安全な電気の享受が待たれます。 

 高速道路走行中の車窓から見える風景は緑に広がる水田。三毛作の南に比べ、北は二毛作。少し前に田植えを終えて、一度目の収穫を6月にむかえます。

 山岳地帯では、南のように耕運機など機械化できないため、水牛が耕し手植えする風景を見ることができます。

テト飾り
冥土銭
竈の神に捧げるもの

 テト(旧正月)の一ヶ月後(3月)のベトナム、テト飾りの名残が残っています。
 
 テトとは、春節のこと。一年で最も重要な祝日です。

 この時期に、都心で働く人々は帰省して、一緒に家の掃除(古いものを送り出して新しいものを迎える(送旧迎新)という考えから、大晦日までに家や家の周囲を掃除します)や装飾を行い、祖先に祈りを捧げ、新しい春の到来を祝います。

上の記事はベトナムの民族文化と生活に触れる旅の途中の記事です。
他少数民族の物語も読んでいただけたら、幸いです🍀

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