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続・リモートワーク環境を整えてみた

こんにちは、篠原(@shinopara_jp) です。サイボウズという会社でデザイナーとして働いています。

早いもので、完全在宅でのリモートワークが始まって一年が経ちました。自宅で快適に仕事をするためにデスク周りの環境をコツコツとアップデートし続けて、一区切りがついたので紹介したいと思います!

一年前のリモートワーク環境

ちなみに一年前のリモートワーク環境はこちら。とりあえず業務に必要なハード類を揃えて家にあったデスクにどーんと置いてみたという感じでした。

必要な機材は一通り揃ったので「これで快適に仕事ができるぞ〜!」と思っていたのですが、いざ仕事を始めてみると…

あれ?この環境で仕事するの辛くね…?

という状況に陥りました。わりと早い段階で。

一つ目のつらみは「肩こり・足の痛み」。私は身長が低いので、市販のデスクだとどうしても高さが合わず、肩から腕にかけて結構な負荷がかかることが分かりました。そして、つられるように下半身の姿勢も崩れて足にも負荷がかかり、肩と足にひどい痛みを引き起こしていました。

二つ目のつらみは「視覚的なノイズが多くて集中できない」。ケーブルの色がバラバラ、かつ、配線も適当だったので、結構な視界のノイズとなっていました。作業に集中しようとすればするほどこのノイズが気になって集中できない悪循環に…。

そして最後、三つ目のつらみは「気分が上がらない」。これが一番大きいつらみかもしれません。家というせいもあるのか、デスクに向かった時に全然気分が上がらないし、乗らないんですよね。もっとデスクに向き合うのが楽しくなるような環境にしないといけないなと感じました。

ということで、この3つのつらみを解決するために導入したアイテムをこれから紹介したいと思います。

アイテムの購入にあたってはこちらのマガジンを参考にさせてもらいました。

Flexispot E7

Flexispot E7

自分の身長にあった高さのデスクにするため、Flexispot E7という電動昇降デスクを導入しました。昇降幅は58cmからなので、身長が低い私にもピッタリの高さに調整できます。安全装置付きなので、昇降中に物を引っ掛けたり挟んでしまっても安心です。たまにスタンディングできるのも嬉しい。

天板はFlexispotの北欧風天板 グレイウッドです。天然木材の天板を別途購入しようかと検討したのですが、下穴を作ったりする準備が大変そうと思ったので(単にズボラ)、事前に下穴が空いてあるFlexispotの天板を購入しました。

持っているアイテムやケーブルの色は黒なので、黒色に馴染む彩度の低いブラウンの色味を選んで正解でした。

組み立てですが、Flexispotの脚はめちゃくちゃ重いので、1人で組み立てるのはおすすめしません。私は家族に手伝ってもらいました。インパクトドライバーなどは使わず、付属のレンチで組み立てましたが、問題なく組み立てることができました。

エルゴトロン LX

エルゴトロン LX

モニターの脚はデスクの利用領域を狭めるのと、視覚のノイズになると感じたのでモニターアームを導入しました。軸をデスクの端に設置することでモニターの下に空間を作ることができます。

新しくできた空間にはスピーカを置いています。

デスクの上にスピーカーが乗っている

ただ残念なことに、現在このスピーカーはスマホを立てかける台となっています(これはこれで便利)。ヘッドフォンしちゃうので結局使わないんですよね。スピーカーとしての出番は今の所ありません。

デスクの上にスピーカーが乗っている。スピーカーにはiphoneが立てかけられている。

がっちり固定するため補強プレートも使っています。

Magic Keyboard

Magic Keyboard

今まで使っていたキーボードは14年前に購入したものだったので、世代交代ということで新調しました。今までありがとう有線キーボード…。そしてようこそBluetoothでつながるキーボード。おかげでケーブルによる視覚のノイズを軽減することができました。

Arles desk lamp

Arles desk lamp

夕方以降はどうしてもデスク周りが暗くなってきます。暗くなると目に悪いですし、作業に集中できなくなるので、デスクライトを導入しました。

このデスクライトはシェードの角度が自在に変えられるので、壁を仰ぐような角度と向きに設定して、間接照明として使っています。壁に光を反射させることでデスク周辺を広範囲で明るくできますし、自然な感じで照らしてくれます。

3M ワンタッチベルト

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私はペンタブを使って作業をするのですが、有線で繋がないとストロークのラグが出てしまうので、どうしてもデスクにケーブルがある状況を回避できません。

少しでもケーブルの視覚的ノイズを軽減して、綺麗な見た目にするために3M ワンタッチベルトでまとめています。

デスクの配線状況。ケーブルがトグロを巻いている

Blue Yetiのマイクも有線なので、ちょっとケーブルが多めな感じになってしまいますが、一年前の状況と比べたらかなりスッキリした見た目になりました。

とはいえ、ケーブルがトグロを巻いている状態はあまり景観が良くないので、近いうちに短いケーブルに変えたいなと思っています。

Blue Microphones Yeti

Blue Microphones Yeti

デスク周りのアイテムで一番のお気に入りがこのマイクです。サイボウズ デザイン&リサーチではCybozu Design Podcastというポッドキャストを配信しておりまして、なるべく高音質でコンテンツを届けたいのと、気分を上げてpodcastを収録したいと思ったので、Yetiのマイクを導入しました。

音質は言うことなしで最高です。このマイクでオンライン会議をすると、必ず音質がいいねと褒められ、何のマイクを使っているか尋ねられます。(なので会社でYetiを布教しまくってます。)

そして、なんといってもこの丸っこいフォルムが可愛い。眺めているだけでもテンションが上がります。デスク周りのアイテムはブラックで統一しているのですが、このマイクは差し色的アイテムとして使おうと思ったのでミッドナイト ブルーを選びました。

audio-technica ATH-M50x

イヤフォンをずっとしていると耳が痒くなってしまうので、ヘッドフォンに変更。podcastを編集することも考えて、audio-technica ATH-M50xを選びました。

Qoobo

Qoobo

仕事の合間には適度な休憩と癒しが必要です。Qooboがあると「デスクの上に猫が乗ってきてくつろぐ」という猫好きにはたまらない状態を擬似的に作り出すことができます。

そんなに猫が好きなら一緒に暮らせばいいのですが、残念ながら今住んでいる家では猫と一緒に暮らすことができません。その代わりにQooboをモフモフしてリラックスしています。

Qooboをモフることでリラックスできますし、同時に気分も上がり、仕事への意欲が再び湧いてきます。私にとってはなくてはならないアイテムです。

ちなみにQooboは、家族が誕生日のお祝いとしてプレゼントしてくれました。家族に感謝…!

アップデートは続くよどこまでも

デスクの写真

こんな感じで、この一年いろんなアイテムを少しづつ導入してリモートワーク環境をアップデートしてきました。結構な数の諭吉が財布から去って行きましたが、おかげで身体的にも気分的にも快適に働ける環境に整えることができたので良かったです。

これからも少しづつアップデートを重ねて心地よく働ける環境を維持していきたいと思います。

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