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自分の進む道を叩かれ、けなされ、批判された時のFIRST AID|Think different.

この動画は、アップルコンピュータが1997年に公開したCMです。
ナレーションは、チャード・ドレイファスのバージョンと、アップル社の共同創業者の一人、スティーブ・ジョブズが務めたバージョンがあります。
紹介したCM動画はジョブズのバージョンです。

CMの最後に表示される印象的な言葉、「Think different.」は、1997年から2002年まで、アップル社が広告に使っていたキャンペーンスローガン。

言葉の意味は「発想を変える」「ものの見方を変える」。

固定概念をなくし、新たな発想で物事に取り組むことを表現すべく、20世紀に活躍した17人の「世界を変えようとした人たち」を取り上げています。

登場順に名を挙げると...

アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)
ボブ・ディラン(ミュージシャン、シンガーソングライター)
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(牧師)
リチャード・ブランソン(実業家)
ジョン・レノン(ミュージシャン、シンガーソングライター)
バックミンスター・フラー(思想家、デザイナー、構造家、建築家、発明家、詩人)
トーマス・エジソン(発明家、起業家)
モハメド・アリ(プロボクサー)
テッド・ターナー(実業家)
マリア・カラス(ソプラノ歌手)
マハトマ・ガンディー(弁護士、宗教家、政治指導者)
アメリア・イアハート(飛行士)
アルフレッド・ヒッチコック(映画監督、映画プロデューサー)
マーサ・グレアム(舞踏家、振付師)
ジム・ヘンソン(操り人形師、映画製作者、TVプロデューサー)
フランク・ロイド・ライト(建築家)
パブロ・ピカソ(画家、素描家、彫刻家)

「Think different.」はテレビコマーシャル、宣伝用ポスター、アップル製品のテレビ広告などで使用されて好評を博し、1998年のエミー賞最優秀広告賞や2000年のグランド・エフィー賞(Grand Effie Award)など、数多くの賞を受賞しました。

ぼくにとっては(タイトルに挙げた通り)叩かれ、けなされ、批判され、ヘコんだ時に勇気をもらっていたCMです。

この人たちに比べれば、自分の苦労なんて大したことない。
だから、きっと自分にも(この困難は)乗り越えられるはずだ。

そう自分を奮い立たせていました。

最後に、紹介したCM動画と同じ60秒バージョンのナレーションを引用します。

Here’s to the crazy ones. The misfits. The rebels. The troublemakers. The round pegs in the square holes. The ones who see things differently. They’re not fond of rules. And they have no respect for the status quo. You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them. About the only thing you can’t do is ignore them. Because they change things. They push the human race forward. While some may see them as the crazy ones, we see genius. Because the people who are crazy enough to think they can change the world, are the ones who do.

クレージーな人たちがいる。
はみ出し者、反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。
彼らの言葉に心を打たれる人がいる。
反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。
しかし、彼らを無視することは誰にも出来ない。
何故なら、彼らは物事を変えたからだ。
彼らは人間を前進させた。
彼らはクレージーと言われるが、私たちは天才だと思う。
自分が世界を変えられると本気で信じる人達こそが、
本当に世界を変えているのだから。

ぜひ、ジョブズさんがナレーションをしている動画もご覧になって下さい。
ジョブズさんの優しい声色も、CMを魅力的にしている要素の1つですので。

FIEST AIDは“応急措置”という意味です。
ほんの一時でも、いつものココロを取り戻すことができれば幸いです。

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