【仕事術】優れたプランナーが持つ2つのスキル
今回は、重要かつシンプルな話です。
ということで、見出しの結論から。
2つのスキルとはコレです。
1:アイデアが豊富
2:打たれ強い
なぜ、この2つかというと、あることに必要だからです。
そのあることとは、
「たたき台」を作ること
です。
優れたプランナーは「たたき台」を作る
「たたき台」とは、一言で言うと試案。正式なものを作る前段階の概要、素案、原案といったものです。
未完成で直ぐに使えるものではありませんが、たたき台を起爆剤として意見を集め、検討を重ねることで、良質なアイデアへと磨くことができます。
アイデアを発案者一人で時間をかけて仕上げるよりも、誰かが素早く作った「たたき台」を多数の意見で磨きあげた方が、良案として仕上がることは珍しくありません。
また、完璧なアイデアを求めると(発案者が提案前に自らボツにすることが多くなる為)アイデアそのものが出なくなり、何も進展しなくなります。
「たたき台」はそのような停滞を打ち破り、物事を進展させる効果があるのです。
そんな「たたき台」を素早く出すには、「1:アイデアが豊富」であることが必要です。
周囲から意見を引き出す「起爆剤となるたたき台」は、1アイデアで達成できるとは限りません。起爆剤となるたたき台が出るまで、アイデアを出し続けられるだけの余裕が必要です。
批判は避けられない
また、「たたき台」は批判にさらされやすい、と言う特徴もあります。
文字通り、周囲からアイデアを「叩かれる」のです。
その叩かれ方は、必ずしもポジティブなものとは限りません。
アイデアを膨らませることなく、ダメ出しだけで終始する参加者は珍しくありません。
そもそも、アイデアを膨らませられるような人は、自らたたき台を出せますから。
それでも、へこたれることなく、ダメなら次、と新たな「たたき台」を出すエネルギーが、プランナーには求められます。
だから、「2:打たれ強い」必要があるのです。
プランナーを目指すなら、メンタルを鍛えよう
アイデア豊富な人が、その能力を活かしてプランナーを目指すことはあっても、打たれ強い人が、その能力を活かしてプランナーを目指すということはありません。
なので、先の「1」と「2」を満たそうとするなら、アイデア豊富な人が、メンタルを鍛えるののが適当です。
もし、アイデアの豊富さを理由にプランナーを目指す方がいたら、是非、メンタル面の強化にも取り組んで下さい。
打たれ強さを伴うことで、豊富なアイデアを実戦で生かせるからです。
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