【右脳めし】励ましのバトンをつなぐ映像制作チーム|Hurray!(フレー!)
Hurray!の映像を初めて見たのは、イオンシネマでした。
映画が始まる前の予告編上映で「Dance Dance Dance @YOKOHAMA」のアニメーションCMが流れたのです。
リズミカルな曲とアニメーションのマッチングが心地よい、このアニメーションを作ったのが誰なのか。気になって調べました。
そして、このアニメーションが、若手アニメーション作家支援プロジェクトHAG(HAG-Handmade Animation Grand Prix)が募集した企画「HAG2017横浜賞」の文化観光部門での受賞作品だとわかります。
受賞作品の紹介からたどり着いたのが「Hurray!」のWEBサイトでした。
「Hurray!」は、ぽぷりかさん、おはじきさん、まごつきさんの3人による映像制作チーム。
チーム名の『Hurray!(フレー!)』は、「万歳!」を意味する英語です。
誰かを応援する時に「フレー! フレー! ○○○!」って言いますよね。
その「フレー!」です。
激励や賞賛、喜びを表現する言葉でもある「Hurray!」
この言葉をチーム名に選んだことには、こんな意図が込められていました。
【Hurray! ポートフォリオサイト"CONCEPT"より引用】
僕らは、
自分の作ってる物に歓声を上げられる人たちでありたいのです。
そして自身やチームを最高だと胸を張れる人たちでありたいのです。
つまらないことでも大騒ぎして笑い、
声高らかに自分たちに万歳と言えるような。
そしてまた
誰かを励ませる人たちでありたいのです。
そんな「Hurray!」の想いが詰まったコンセプトムービーがコチラ。
このムービーを見るとわかりますが、先に挙げた、
そしてまた
誰かを励ませる人たちでありたいのです。
この言葉には続きがあります。
幼い頃、僕らのことなど知らない人の作ったものが
僕らに前を向かせてくれたように。
たぶん、ぼく(店主)の若い頃の作品は、彼らが幼い時、世に出たものです。
それは海の砂の数ほどあるコンテンツのほんの一粒です。
だから、彼らが目にしていることは、おそらく無いでしょう。
なので、ぼくに向けられた言葉ではないとわかっています。
それでも、こんな言葉を見ると、たとえ海の砂の一粒二粒でも、作って良かったと思えてきます。
(このムービーは、ぼくにとっては「FIRSTAID」なのかもしれません。でも、彼らのことはクリエイターとして注目しているので、「FIRSTAID」ではなく「右脳めし」で紹介しています)
最後に、コンセプトムービーは、こんな言葉で締めくくられます。
この広い世界の中、
あなたの名前も素性も知らなくたって、
背中を押せる距離に居なくたって、
がむしゃらに叫んでいればこの言葉くらいは届くと信じて。
フレーフレー。
どの世代も、クリエイターの“ものづくりに対する想い”は一緒ですね。
フレー! フレー! Hurray!
右脳めしとは?
感性や創造力を司る右脳にとって、栄養源となるコンテンツのことです。
東雲創作堂では、クリエイター向けに様々な右脳めしを紹介しています。