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「わかっているのにできない…」を乗り越えるヒント
最近、探し物をすることが増えました。
講演の依頼や団体活動、会議への出席など、日々いろいろなことに追われています。忙しさに混乱しそうになるのですが、周りに迷惑をかけるわけにはいかない!と気を張っているためか、「終わるまではきちんと整理して持っているのに、終わった瞬間にどこに置いたかわからなくなる」 ということがよくあります。(自分では、置いているつもりでも「置きっ放し」と言われる始末・・)
私なりに 「ここに置いたはず」 という意識はあるのですが、気づけば探し回ることに…。
こういう時、「心に余裕がないといけないな」 とつくづく思います。
「わかっているのにできない」ってよくありますよね
私のように、この「ちょっと置いておくだけが忘れる原因になっていることはわかっているのに」・・に限らず、「やるべきことはわかっているのに、実行に移せない」 ということは、誰にでもあるのではないでしょうか?
例えば、
「健康のために運動しなきゃ」 → でも忙しいし、疲れているし…明日こそ。
「今日は早く寝よう」 → でもスマホをつい見てしまい、気づけば夜更かし。「子どもには優しく接したい」 → ついつい感情的になってしまう。
頭では 「こうしたほうがいい」 と理解していても、実際の行動が伴わないことって、多くの人の悩みでもあるのです
「わかってはいるのですが・・」
Omimiかふぇでも、こうした 「わかっているのにできない」 という悩みをたくさん共有していただいています。
「子どもを怒らずに受け止めたいと思っているのに、気づけば怒ってしまう…」
「話を最後まで聞いてあげようと思うのに、途中で口を挟んでしまう…」
みんなの話を聴き、「そうだ、私もそういう風にしよう」と思い、家に帰
って子どもを前にするとどうしてできない。。
そんな話を聞くたびに、「私も同じだな」 と思います。
「できない理由」はすぐに見つかる。でも、「できる方法」は?
「なぜできないのか?」と考えると、理由はいくらでも出てきます。
時間がない
気持ちに余裕がない
習慣ができていない
つい感情的になってしまう
でも、「じゃあどうしたらできるの?」と考えると、意外と答えが見つかりにくいものです。
大切なのは、「できない理由を探すのではなく、できるための方法を考えること」 です。
親御さんが本当に望んでいるのは、「子どもが明るくなって、以前のように笑ってくれること」 ですよね。そのために、今できることを少しずつ実行していくことが大切です。
「できるようになる」ためのヒント
「できる方法がわからない」と悩む方のために、いくつかのヒントをお伝えします。
📌 できることを小さくする
例えば、「子どもとじっくり話す」 という目標があるとします。
「じっくり話す」と思うと 「時間がない」「どう話せばいいかわからない」 など、ハードルが高く感じてしまいます。
そこで、まずは 「子どもが話しかけたら、スマホを置いて目を見て話を聞く」 という小さなことから始めてみるのはどうでしょうか?
「完璧にやる」のではなく、「できる範囲でやる」 ことも大切です。
📌 「今できていること」に目を向ける
「子どもとちゃんと向き合えない」と落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
「できていないこと」ばかりを見てしまうと、どんどん自己嫌悪に陥ってしまいます。
まずは、「今日は笑顔でおはようと言えた」 でもいいし、「子どもの話を最後まで聞けた」 でもOK。
「少しずつでもできていること」を意識すると、次の行動につながりやすくなります。
📌 できなかった時に自分を責めな
「また怒ってしまった…」
「また決めつけたように話を遮ってしまった…」
そんな時、「私はダメな親だ」 と責めてしまいがちです。
でも、大切なのは 「できなかった理由を考える」のではなく、「次どうするか」を考えること。
例えば、「次は深呼吸してから話そう」と決めるだけでも、次の行動が変わっていきます。
「できない」を「できる」に変える第一歩
私は、「探し物が多いこと」や、「置きっ放しにすること」に悩んでいますが、今後は 「とりあえず置く」のではなく、「すぐに決めた場所に戻す」 という小さな習慣を意識しようと思っています。(いや、します!)
子育てでも同じで、いきなり 「完璧にやる」 のではなく、「今できることから始める」 ことが大切なのではないでしょうか。
できない理由を探すのではなく、できる方法を考える
小さなことから始める
できなかった時に自分を責めず、次どうするかを考える
これらの行動を取り入れることで、子どもが明るく笑顔で過ごせるようになる手助けになります。子どもに寄り添い、サポートすることを意識して。
少しずつでも、自分が理想とする親に近づけるように、一緒に取り組んでいきましょう。
私も探し物をする時間がもったいなので、理想と行動のギャップをなくすように努力します。(宣言で終わります)