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『にっかり青江 単騎出陣』
2021年 5月5日 新潟 新発田公演
(※ネタバレにふれている箇所があります。ご注意ください。)
すでに単騎を観劇された方の感想で、『号泣した』というものを見ていて。
いや、単騎で、青江さんの単騎で、私はそんな泣かないだろうなぁ、、、と思っていた。(失礼では?推し刀ではないのですみません)
結果。
みごとに号泣した。
あれはいけない。
なにがそんなに泣けるの?
と聞かれたら、ちゃんと理由を答えることはできない。
刀ミュ本丸の温かさ。
今まであえて表に出そうとしていなかった青江の姿。
成長した青江の姿。
あの歌をあの姿で歌ってくれたこと。
カテコの会場に響き渡る割れんばかりの拍手。
涙の理由を思い返してみて羅列してみたけれど、観ている時はなんでこんなに自分が号泣しているのかよくわからなくて、自分で自分に動揺していた。
あんな体験なかなかできない。
緊急事態宣言が出ていて、様々な舞台が休演をせざるをえない状況の中、地方をまわるという公演方法で開演することができている青江単騎。
自分のなかのいままでのもやもやだったり、会場中のお客さんの思いだったりが浄化された瞬間を感じることができたというのも涙の理由なのかもしれない。
カテコの鳴りやまない拍手、会場中に響き渡る大きな拍手にふれるのが、いつぶりだろう?と思って、その拍手の音でまた涙が出てしまった。鳥肌がたった。
すばらしい観劇体験だった。
大阪公演での配信が決まっている。
今の状況的に公演が行われるのか、配信もどうなるのか不安なところではあるけれど、無事に公演・配信が行われたら、ぜひ観ていただきたい。