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新事業開発&経企的な人の2022年読んだ推し本15選

どうも、しのジャッキーです。そろそろ仕事もはじまったので、2022年に読んだビジネス関連書53冊の中から「知識・教養部門」「新事業開発部門」「経営企画部門」「マインドセット部門」「番外編」の5部門×3冊ずつの全15冊をご紹介させてください!記事の1番下に、2022年の個人的ベスト3冊も取り上げてまーす。

知識・教養部門の3冊

知識、教養面で学びが多かった書籍を取り上げます。

エネルギーをめぐる旅

2022年の正月に面白くて一機読みしたのを覚えています。書籍の帯に書いてある「驚嘆必死の教養書」というのが、非常に的を射ています。本書を読んで、エネルギーというものの見方が、根本的に変わった気がします。以下に第1部の「量を追求する旅 エネルギーの視点から見た人類史」を著者の視点での5つのエネルギー革命に的を絞ってまとめました。

エネルギー産業2050/2030

これは2冊合わせて1冊ということにしたいのですが、先ほどの「エネルギーをめぐる旅」は、人類の歴史的な視点でのエネルギーにまつわる教養でした。本書は、エネルギー産業、特に日本において、どのような状況にあり、どのような取り組みが求められるのか、本領域、ど素人の私としては、大局的にとらえることができて非常に学びが多かったです。

ちょっとだけまとめた記事を載せときます

生物多様性の経済学

これは書籍ではないのですが、去年から勉強しはじめたのが生物多様性というテーマでした。本テーマは書籍というよりも、現在ルール形成がまっただなかのTNFDや、2022年12月にカナダで開催された生物多様性のCOP15などからの学びが多かったです。そんな中で、夏休みに集中的に読んだ、この英国財務省がだした「生物多様性の経済学:ダスグプタレビュー」は包括的に本トピックを学ぶのに最適な教材でした。原著は英文で600ページくらいあるのですが、WWFが要約版を日本語化してくれています。これは90ページくらいで取り組みやすいです。

新事業開発部門の3冊

リーンマネジメント

以下の記事で取り上げましたが、著者の細野さんのセミナーを受けたことがあるのですが、そこでの内容が余すことなく本書にまとめられています。個人的には、チームメンバーの業績評価をどのように行うか、考える上で非常に学びが多かったです。

スクラム

入れる場所はここでいいのか、ちょっと悩みましたが、2022年に読んで感動した1冊です。スクラムというチームマネジメントのフレームワークが「人を幸せにする」が根底にあることを知ることができたのがよかったです。

起業大全

本書でのスタートアップ・バランス・スコア・カードというフレームワークは事業を俯瞰してとらえるのに非常に優れていると感じました。また、事業の発展段階に応じてどのようなハードルがあるのかが整理されており、

経営企画部門の3冊

企業変革の教科書

本書は、本noteでまとめることができていないのですが、著者の名和さんの講演を聞いて感動してしまいました。本書で取り上げられている、ポートフォリオ・オブ・イニシアティブ(POI)、メビウス運動モデルにチャレンジしたいと思いました。

ダイナミック・ケイパビリティ

ダイナミックケイパビリティについてもっと学ぶ予定だった2022年でしたが1冊しか読めませんでした。学びを抽出したものは以下の記事に譲りますが、1つの理論を深堀していくことで非常に学びが多かったです。特にYKK社の事例が共感が大きかったです。

マーケティング

ドラッカー氏いわく、企業の基本機能はイノベーションとマーケティングだそうです。まさに2022年に出た「マーケティング5.0」も読んだのですが、個人的にはこのH2Hマーケの方が、コトラー先生のマーケティングの系譜が詳細に描かれていて読んでいて学びが多かったです。どちらもnoteでまとめましたので以下ご参照ください。

マインドセット部門の3冊

考え方、マインドセットとして学びが多かったトップ3冊です

ワイズカンパニー

まずはこれ。ワイズカンパニー。本書で学んだミドル・アップダウン・マネジメント、ナレッジエンジニアという言葉は目からウロコでした。詳細は、本noteでもまとめまくったので、以下をご参照ください。

Deep Skill

2冊目はこちら。もう本当に、「#19 <嫌悪感>人間の「哀しさ」を理解する」が、くじけそうなときの支えになりました。

具体と抽象を行き来する

以下の記事にもまとめたのですが、本書で書かれている具体・抽象ピラミッドの考え方を学べたことで、あらゆることがこのピラミッドでとらえるようになりました。本当にものすごく汎用的かつ有用な思考法だと思います。日々鍛えたいとと思います。

番外編

なんとなく、カテゴリーで3冊にならなかったんですが、記憶に残っている何冊かも取り上げてみます。

実録・交渉の達人

本書は、著者の書きっぷりが毒舌なのを除けば、非常に面白かったです。国際交渉というのはこういうものなのか!とゾクゾクしました。半沢直樹の世界です。交渉の両極端を「懇願」と「恐喝」と置く、著者の言葉のセンスがいちいちドロっときます(苦笑)文章の重たさというか、読んでてツラさがある文体ではありますが、非常に学びの多い一冊でした。以下、ご参考。

人を選ぶ技術

こちらは、年末に読んでいたのですが、人をストーリーで視(み)るという考え方に感銘を受けました。私自身、社内で事業に本気で取り組んでいる人をどうやって見極めればいいんだろう?と思いながら、こういうことかなぁ?とモヤモヤとしていたことが、本書で、かなり言語化されているように感じました。どこかで、まとめを試みたい一冊です。

善く、生きるための文章術

私は、こんなnoteを書いているくらいなので、文章を書くことが好きです。下手の横好きかもしれませんが。なので、ときどき、文章術の本を読みます。本書は、よかったなぁ。そもそも読ませてしまう文章術本でした。

書き出しののけぞらせる一行目は「銃」である
銃が出てきた以上、それは発射されなければならないのだ
いい文章とは何か。文字通り、人をいい心持にさせる文章。つまり徳のある文章。
言語化すればわたしが進化する

などなど、刺さるフレーズが盛りだくさんでした。あー、2023年は仕事の状況を考えると月に数回かもしれませんが、引き続き書いていきたいと思います。ちなみに、2021年の「推し」本の紹介記事は以下となります。

おわりに

以下の新任マネージャーの心得というマガジンにこういった記事をまとめているので、もしよかったらのぞいてみてください。本記事への「スキ」やアカウントのフォローをしてもらえると励みになります!

「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標にnoteを更新してますしのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

個人的2022ベスト3冊

2022年に読んだ書籍の中で個人的なベスト3冊は、以下でした。皆さんの2022に読んだベスト本はなんですか?


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