
ダウンタウンチャンネル(仮)は見たすぎる/祝松本人志復帰へ
年末に素晴らしいニュースが飛び込んできました。
松本人志が来春より独自のプラットフォームでの活動再開を目指しているようです。記事の中では裁判を取り下げた理由についても発言がありました。すごく考え抜かれた言葉なので、ぜひ記事を読んでみてください。
松本裁判の総括
私も物的証拠がないことが判明した、それがこの裁判の全てだったと思っています。証拠がなく、証言のみで疑惑を書き立てた週刊誌側にペナルティが必要だろうとも思っています。証拠なし、証言のみで好き勝手に書いていいならどんな記事でも書けますからね。
また、松本は訴えた側であり、証拠のない記事を書かれた側だという構図を考えれば、会見も全くもって不要だと思います。過去の例で言えば、裏口入学で裁判を起こした爆笑問題太田やズーム事件で吉本が裁判を起こしたせいやの件も会見はなかったはずです。それは勝手な記事を書かれた被害者だったからです。
記事にあるように、自分で決めた活動休止がいつの間にか謹慎のような扱いになっていた。そこには視聴者のことを考えたスポンサーの判断があったから。
そこで自身のプラットフォームを立ち上げることで、スポンサーに縛られない表現が出来、裁判などの事情を抱えた中でも継続的な仕事と収入が得られるようになる。それが自分のせいで活動休止に追い込まれた後輩へのためにもなる。
話の流れに隙がなく、理知的で例えも分かりやすい。喋ったらこんなにすごいのに、Twitterの投稿との落差が大きいのはなんでなんですかね。活動再開するなら、SNSもいっそのこと有料の場所に移してほしいです。それにしてもダウンタウンチャンネル(仮)、見たい。見たすぎる。
ダウンタウンチャンネルへの期待
一ファンとして常々思っていた、松本人志にはテレビ番組じゃなくて作品作りをして欲しいという願いが叶いそうです。
テレビは常にマスに触れるため、安直な批判や悪意を持って切り取られるリスクが常にあります。例えば水曜日のダウンタウンではミゼットプロレスやインタレスティングたけしの吃音症、濱田祐太郎の箱の中身はなんだろななど考えさせられるテーマが多くありましたが、それを彼らの世界を理解するきっかけにしようとせず、言葉狩りのように反発する層が一定数存在しました。
そこを受け入れた上で発信し続けるには、スポンサーシステムのテレビとは相性が悪い。
今のテレビは炎上の火種を番組から取り除いて、加工してと奮闘する中で面白さがどんどん削られてしまっている。そして特にゴールデンタイムの番組でマイノリティを削って見えないものにしている。
テレビでもなくYouTubeでもなく独自のプラットフォームで作品を有料配信すれば、マスに触れないので炎上のリスクがぐっと下がると思います。
また、プラットフォームの内容は無断転載を禁じるはずなので、ネットニュースに取り上げられることもありません。
いつの間にか無料で配信されているものは、テレビでもYouTubeでもブログでもSNSの投稿でもネットニュースにされるようになりました。媒体によっては明確に無断転載禁止と銘打っていても、そのルールを無視した記事は多くあります。賢明な一市民としてはそれらの記事を黙殺するしかありませんが、番組が有料の場へ移り、無断転載の記事を訴えてくれれば、出演者の言動はより守られる。面白さを追求する際に、炎上のリスクを考慮する必要がなくなります。
そもそも全ての作品には炎上の種が存在しないといけないとも思います。炎上の種をどう解釈していくかという過程に作品の価値がある。だから作品に批評は欠かせませんが、それは最低限の理解力とリテラシーを持った人に限られるべきです。その篩い分けの一つとして、有料という壁が十分に機能すると思います。
ダウンタウンチャンネルを妄想する
にしても、どんな番組が配信されるんですかね。最初は浜田雅功と一緒に、という思いがあるようなので、伝説の1日以来の漫才なのか、フリートークからなのかと考えるとワクワクします。
その後松本人志がやってきた様々な企画のリバイバルもあると楽しみですね。一人ごっつやビジュアルバム、すべらない話、笑ってはいけないシリーズ、コントMHK、ドキュメンタルなどなど。契約者が多ければ映画やドラマという方向性もあるかもしれません。
また、出演者も楽しみです。騒動で休業したスピードワゴン小沢、おそらくもう地上波は厳しい中居正広、引退した島田紳助、ドラマやYouTubeで大活躍のピエール瀧など見たい人がたくさんいます。あるいは高須さんなど作家さんにスポットライトを当てても面白そうです。
いずれはダウンタウンのコンテンツだけでなく、芸人やタレントたちの自由な表現の場として大きくなっていってほしいです。
下町という意味でのダウンタウンの中に、様々な番組の家が建っているイメージです。今田・東野、ジュニア、千鳥、さらば青春の光、みなみかわ、霜降り明星、ラランドなどネットでも面白い表現ができる人がたくさんいます。
これまで有料配信のお笑い番組として大ヒットしたドキュメンタル、大脱出、トークサバイバーなどに続く新しいお笑いが見たいです。YouTubeで企画が止まっている粗品×藤井健太郎もここでコンプラなしでやってほしい。さらば青春の光×藤井健太郎の配信なしライブもここで流してほしい。
見たいお笑いがまだまだたくさんあります。月額がいくらでもダウンタウンチャンネル(仮)には絶対登録します!復帰を心より楽しみにしています!