26. 【イタリア編】パスタとスパゲッティってどう違うの?
Buongiorno a tutti!
久しぶりにイタリア編でございます。
楽しみにしていた皆さん、遅くなって申し訳ありません!
今回はみんな大好き、そして僕も大好きパスタについてご紹介しようと思います。
・そもそもパスタって?
みなさん、パスタってどんなイメージがありますか?
僕も大学に入ってイタリアのことを勉強するまではパスタとは何かまで考えたことすらありませんでした。
パスタとは、一言で言うと、、、全てです!笑
日本人に一番馴染みのあるスパゲッティもパスタの一種です。
なので、この記事のタイトルの答えは、パスタという大きい枠の中の1つがスパゲッティだということになります。
ちなみにスパゲッティは直径2mmほどの長い麺状のものを言います。
パスタは形や原材料でいくつも種類が分かれていて、イタリアには200種類以上もあると言われています。
その中でいくつか特徴的なパスタを紹介します。
・ラザーニャ(Lasagna)
実はこれもパスタなんです。
シート状になっているパスタで、ラグーソースやチーズと層状に重ねてオーブンで焼くのが主な食べ方です。
カルディなどでは、シートの状態で売っているので実はおうちでも作れちゃうんです。
これはイタリア全土で食べられるパスタですね。
・ニョッキ(Gnocchi)
こちらも日本ではよく見るニョッキ!
これは小麦とじゃがいもを練ったパスタの一種です。
おもちのような独特の食感と味の強いソース(ゴルゴンゾーラソースやカボチャソースなど)とも合うことから女性人気が高いパスタです。
ちなみにお腹に溜まるので、写真の量を1人で食べるのは大変です笑
・オレッキエッテ(Orecchiette)
ショートパスタばかりなってしまいますが、次はオレッキエッテです。
その名の通り、耳たぶの形をしたパスタで、1つ1つ指で押し広げて耳たぶの形にします。
写真は見つからなかったのですが、イタリアで一度みんなで作ったこともあります。
オレッキエッテは南部でよく食べられるパスタで、これもまたもちもちしておいしいです。
・ラヴィオリ(Ravioli)
最後のご紹介、ラヴィオリです。
肉や野菜やチーズや魚介類を2枚の生地の間に挟んで、型抜きしてから茹でるちょっと珍しいパスタです。
これは作るのも手間がかかるし、日本ではちゃんとしたイタリアンのお店じゃないとなかなか見ることはないかもしれません。
ちなみにイタリアの中華料理屋にいくと、餃子がRavioli Cinesi (中国風ラヴィオリ)という名前になっています。
英語ではdumplingというので、餃子知識としてこれも覚えておいてください
・まとめ
ということで、今回は変わったスパゲッティではないパスタについてご紹介しました。
1つ紹介し忘れたのですが、アフリカ発祥のクスクス(Cous-cous)も最小のパスタとして認知されています。
あえて写真は載せないので、気になった人はどれくらい小さいか確認してみてください。
これはパスタなのか?と思っていただけると思います笑
では、次のイタリア回もお楽しみに!
Grazie mille e alla prossima volta!
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