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🍀話を聴くということ。

私は絵を描くことが好きです。
生涯に渡って趣味にしたいと思っています。

絵を描くことは楽しいのですが苦手なジャンルがあります。
それは「似顔絵」です。
写実的に描いたり特徴を捉えて誇張して描いたりすることができません。
単純に画力が無いだけなのでしょうけれども。

私は似顔絵を描いて欲しいと頼まれた時には
「ごめんなさい似顔絵は苦手なので、描いて欲しいものを教えてください」と言って少しお話をします。
私は依頼者のお話をよく聞きながら、その内容からイメージしたものを描くことは好きですし得意だと思っています。



よく話やすい人だと言われますが、私は人の話を聴くことが得意なのだと思っています。

社会人になって10年もすれば後輩や部下がいて監督する立場にもなります。
そんな時に話やすい人であったこともあり、相談事や愚痴などをよく聞いていました。
そして人の話を聴くというスキルを獲得することができました。
すると部下と良い信頼関係が築けていたことで、監督業務も上手くやっていけました。

私が人の話を聴く時に心掛けていることは、

🧩相手をちゃんと見ること。
🧩頷く仕草をすること。
🧩相槌を打つこと。
🧩相手の話を途中で遮らないこと。
🧩相手が納得するまで話しをさせること。
🧩相手が話をしている間は自分の意見や
    考えを頭の中でまとめないこと。
🧩相手が話したいことを理解しようとする
    こと。


です。

声のトーンや雰囲気作りも必要なのかもしれませんが、重要なのは相手に「私は貴方のお話を真剣に聞いていますよ」という姿勢が伝わるかどうかだと思っています。
頷いたり相槌を打って「共感している」という姿勢が伝わるだけで相手は話やすくなると思います。

相手の話を遮って自分の経験や考えなどを言ってしまう方がいますが、そうすると相手は話したいことを全部話せなくて不満を残してしまうので、最後まで話をさせた方が良いと思います。
また、相手が話している最中にどのように応えようかと自分の意見を頭の中で考えてしまうと、話を聞いている自分を見て、相手はちゃんと話を聞いてくれているのだろうかと不安にさせてしまう可能性があると思います。

よく相談事を聞いていましたが、相手の話したいことを納得するまで全部話しをさせると、こちらから解決策などアドバイスをしなくてもスッキリして終わることも多かったです。
誰かにちゃんと聞いてもらうことで、相手の悩みがほとんど解決してしまうこともあるのです。

若い頃は人見知りで人前で話をすることが苦手でしたが、人の話を聴くというスキルのおかげで
苦手意識を克服してより良い人間関係を築くことができました。


🍀入院中に出会った患者さんたちから絵を描いて欲しいと言われて、お話をしながらイメージして描いたイラストの下描きです。
似顔絵にはなっていないのですが、相手の方をイメージしてイラストにしています。

依頼内容「愛犬と南国の草花」
依頼内容「ずっと大切にしているぬいぐるみ」
依頼内容「愛猫」
依頼内容「犬3匹、花、ハート」

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