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トーナメントの書(5)公開審査と悪党への処遇

今のところ、pixivFANBOX有償プランのみで公開している未邦訳資料
ルネ・ダンジュー著『トーナメントの書』(日仏対訳・挿絵つき)

最新話(5)公開審査と悪党への処遇を公開しました。

目次と情報量のめやす

引き続き、トーナメント前の準備エピソード。裏方の話ですね。
前回(4)で集まった参加希望者たちは素行調査され、悪事が発覚=トーナメントにふさわしくない人は罰を受けます。逆に、名誉が回復するパターンも。

一部紹介すると、「悪事が明らかになるまで(疑惑段階で)殴ってはいけません。殴っていいのは王だけです」という下りがあって笑った😂
だって、この本はシャルル七世の義弟ルネ・ダンジューが書いてるわけでしょ。

ルネ💬この国で誰でも自由に殴っていいのはシャルル兄様だけです(ドヤ)
シャルル💬……殴らないよ?(流血キライ)

完訳したらオープンな場所で文章のみ公開する予定です。たぶんカクヨムで。
進捗は60%くらい。

ちなみに、挿絵のバーテルミー・デックは当時未完だった『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』を完成させたちょっとすごい人です。


\ここから下は自著とコンテンツの宣伝です/

▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。

父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。

※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。

▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】

※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。


自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。



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しんの(C.Clarté)
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