なめくじ、塩、浸透圧、浸透膜、のびのび
序
不思議がたくさん.
一つずつでも、「?」「おもしろいな」「不思議だな」って思う事について、
考えて、
調べて、聞いて、
見て、触って、試して、自分の考えを書いてみる.
なめくじ、塩、浸透圧、浸透膜、のびのび
音声版はこちら。
なめくじは塩をかけるととけてしまう.それはどうしてなんだろう?人間は塩をかけてもとけない.人間となめくじはどうちがうんだろう?固体、気体、液体だと人間は固体だと思う.なめくじは液体の方に近いんじゃないかなぁ.
調べてみると、なめくじがとけてしまうのは浸透圧という現象らしい.なめくじの体は簡単にいうと薄い膜が内側に水分を包んでいる構造だ.浸透圧というのは膜(浸透膜というらしい)をはさんで両側に、濃度の薄い液体と濃い液体があると、濃度が等しくなるように濃度の薄い液体から濃い液体側に水分が膜を透過するという現象らしい.
なめくじの表面に塩をかけると、なめくじの体内は水、体の表面は濃い食塩水になり、表面の食塩水の濃度を下げるために体内から水分が奪われる.それにともなって、なめくじは縮んでいってしまうらしい.
この現象は人間にも起こって、海で漂流したりすると海水の方が濃度が濃いので体内から水分が奪われ、脱水症状になってしまうんだって.
後、塩をかけてもなめくじは目に見えないくらいに縮んでいるだけで、また水分を得ると元にもどるらしい、不思議.それにしても表面の膜は縮んでるときどうなってるんだろうな、すごい伸縮性でも持ってるのかなぁ?
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