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ツリークライミング 道具

奥深き、樹上の世界。

ツリークライミング


ツリークライミングで使う道具についてのnoteです。

こんな方はぜひ。

  • 木の上が好き

  • ツリークライミングに興味がある

  • ワクワクしたい

  • 子供と一緒に遊びたい

ツリークライミングで使う道具

  • スローライン

  • スローウェイト

  • ラインバッグ

  • フリクションセーバー

  • ツリークライミングロープ

  • ランヤード

  • カラビナ

  • ヘルメット

  • サドル

  • 服装

  • 長袖長ズボン

  • グローブ

スローライン

ロープを木にかけるツリーエントリで使う、細く軽くて丈夫なライン。

スロータインの特徴
・強度が高い
・摩擦が少なく、糸滑りが良い
・摩擦が少ないが、結び目は作りやすい

枝に引っかかった瞬間に強いブレーキがかかる。強度が高いため、切れにくい。
摩擦が大きい糸状のものを投げると、糸同士が絡まり合うバックラッシュという現象が起こる。摩擦が少ないため、バックラッシュが起こりにくい。


スローウェイト(ショットパウチ)

ツリーエントリーで使用するオモリ。

・8oz

・10oz

・12oz

・14oz

・16oz

ラインバッグ

ツリーエントリーの際に、スローラインとスローウェイトを入れる箱。
ラインの端部をマジックテープで止めることができるため、バッグの中でのラインが絡まりにくい。


フリクションセーバー

ロープを木にかけた時に生じる摩擦(フリクション)を軽減させる道具。
樹皮の損傷とロープの摩耗を最小限に抑える。

下記の2種類のフリクションセーバーがある。
・ハウススリーブ
・リングセーバー

・ハウススリーブ

蛇腹状の曲げることのできる筒。
ハウススリーブの中にロープを通し、登りたい枝に引っ掛けて使用する。
設置が簡単
スリーブの曲がり半径が大きいため、ロープにかかる負担が少ない
枝の太さによって長さを変える必要がある
枝の股が細すぎるとスリーブが噛んで動かなくなる

・リングセーバー

2つの輪がついたバンド。
ロープと木が直接擦れないため、ロープのダメージを最小限に抑えられる
太い枝や細い股にも使え、汎用性が高い
設置がハウススリーブより難しい
ロープの曲がり半径が小さく、負担が大きい


ツリークライミングロープ

ツリークライミングに向いたロープ
強度:最低でも破断強度が24.02kN(2449/3kg重)
素材:化学繊維のもの
太さ:直径が11mm以上のもの。一般的なレクリエーションの場合は12.7mm。
保証:メーカーがツリークライミング、またはアーボリスト専用としているもの

直径:11〜13mm
長さ:36〜45m
材質:強化繊維ポリエチレン、もしくは内芯:強度の強いナイロン、外被:摩擦に強いポリエステル
構造:カーンマントル(芯をストランドで編み込んだダブルブレイドタイプが主流)

11.5mm

新しい構造により スプラシンングアイ加工を行いやすい
DRT、SRTの双方のシステムで使えるハイブリッドロープ
外皮24ストランド 内芯16ストランド
耐荷重30kN 安全規格CE1019 EN1891認証TypeA 
ロープ径11.5mm ロープ長50m 重量90g/m


ロック・クライミングとツリー・クライミングでの選ぶロープの違い


ロッククライミングでは支点よりも上に行くことが目的であり、万が一落下した場合に衝撃を吸収するような柔らかいロープが求められる。
ツリークライミングでは、原則として支点よりも上にいくことはなく、ロープをつけたまま落下することはない。ツリークライミングではロープに荷重を与え続けるため、弾力が少なく伸びの小さいロープが求められる。
フリークライミングで使われる柔らかいロープはダイナミックロープ、ツリークライミングに使われるような伸びの少ないものはスタティックロープ、セミスタティックロープと呼ばれる。

登り方(SRT:Single Rope Technique・DRT:Double Rope Technique)で選ぶロープの違い

DRTはフリクションノットと呼ばれる摩擦力を利用したロープワークを使って登る
SRTはアセンダー(登高器)、ディセンダー(下降器)、ロープレンチ、ヒッチハイカーといった様々なギアを使って登る。

ロープの運び方、保管方法

ロープは専用のバッグに入れて持ち運ぶ。
直接地面に置かない。
湿気を吸って強度が落ちるのを防ぐ
砂などが網目に入って劣化が進むのを防ぐ

腐食を避ける。
コンクリートなどのアルカリ性物質の上や、ガソリンや有機溶剤などの近くに置くのを避ける

ランヤード



カラビナ

ヘルメット

耐貫通性、耐衝撃性、側頭部・前頭部の強度に優れた、
山岳用ヘルメットの安全基準(EN 12492)を満たすものがおすすめ。

ヘルメットに助けられるシーン
木から落下
木の上から枯れ枝やセッティング中のギアが落ちてくる
体が振り子状態になって木に衝突

サドル

ロープと体をつなげる装備。
ツリークライミングでは、木に登っている最中は常に体重がサドルにかかるので、クッション性のある着心地の良い生地のものが良い。


グローブ

滑り止め付き、指なしが便利。
降りる時にロープを強く握るので、摩擦での火傷を防ぐ。
指先がない方が、ロープワークがしやすい。

ポーチ

小物を収納できるポーチ。
森の中で小物を落とすのを防止。


服装

長袖長ズボン
ヘルメット
スニーカー
グローブ


好みのギアありました?
奥深き、樹上の世界。
たまに視点変えてみるのも良いかもです。

最後まで読んで頂き、感謝です(ペコリ)

ツリークライミングに興味が湧いたらこちらもぜひ。

#ツリークライミング
#木登り
#treebase
#SHINBOK

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