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新規事業立ち上げで生じるタスクを徹底的に分解して整理してみた
シンチャオ!
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新規事業の立ち上げ時は、事業に不足している要素のすべてを自分で組み立てる必要があるので、どんなタスクでもやらねばなりません。
しかし、ご存知の通り、新規事業は不確実性が高く、うまくいくかもわからない状況において、どのタスクを処理するかは時々によって変わります。
また、新規事業を連続的に立ち上げた経験を持つ人が少ないので、新規事業に必要なタスクが社内やネット情報に整備されていたり、第三者に教わる機会というのは、少なくなってしまいます。
ですので、結果的に、ほとんどの新規事業担当者は手探りで進めながら、タスクを行なっているかと思います。
ですが、新規事業のタスクを手探りで行なっていては抜け漏れが生じ、プロジェクト遅延につながり、事業開発のスピードにも大きな影響を及ぼすことがあります。
このような現象は事前に回避できるなら回避したいですし、新規事業のタスクの全量を公開しているメディアがなかったので、本記事では、新規事業のタスクを徹底的に分解しました。
本記事を読み終われば、新規事業のタスク一覧も公開しているので、新規事業のタスクの全量を把握し、読了後すぐにタスクを進行できる状態になっていると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
なお、本文の最後に、新規事業のタスク一覧をまとめたスプレッドシートを添付しているので、よかったら参考にしてみてください。それでは書いていきます。
新規事業のタスクの性質
新規事業のタスクは大きく3種類に分解できるのではと考えます。それぞれのタスクに関する説明の前に、新規事業のタスクそのものについて考えましょう。
そもそも新規事業におけるタスクとは、プロジェクト推進や仮説検証の遂行など目的が明確であり、目的に応じたゴールやゴールを達成するための計画がある前提で、タスクがタスクとして成立します。
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また、タスクは最小粒度であり、成果物を作るために存在し、成果物が目標達成、目的達成と連鎖していきます。
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上記の画像は、言わずもがなPDCAの理論と同じかなと思い、PDCA理論に該当する箇所にチェックを入れるとこのようになります。
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では、タスク管理における取り組み優先度が高い順にそれぞれ説明していきます。
優先度1.思考を伴わずで作業的なタスク
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このタスクタイプは、作業的に行うタスクであり、アウトプットに差が生じません。例えば指定条件に従った情報収集,ユーザーへのヒアリング打診,営業メールの送付など、誰が遂行しても品質がブレないアウトプットになるタスクになります。
例で述べたような業務は、新規事業を何度も検証を繰り返していくので、何度も行う必要があります。
優先度2.思考を共い、最も創造的なタスク
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アウトプットに最も品質差異が生じ、新規事業の立ち上げで最重要なタスクになります。作業的に抽出した情報を元に分析を行い、示唆を出すタスクになります。
このタスクは型やFMTが存在しないので、属人性が高くタスクの進捗を測ることが極めて難しいです。
例えば、ユーザーヒアリングからどの程度情報分析できているかは未知数なので、先ほどの実施可否を計測できるよな作業的なタスクとは、別物になります。
また、アウトプットの品質に最もバラツキが生じますが、これらのタスクを半強制的に型化できるのがaのタスクになります。
優先度3.限定的な形式でアウトプットするタスク
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例えば、3C分析やPEST分析など、誰もが知っているような汎用的でアウトプットの条件が限定的な型にアウトプットを行うタスクになります。
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新規事業のタスク分解
新規事業のタスクの種類と特性を把握した上で、新規事業の事業フェーズ別でタスク分解をしたので、説明していきます。
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新規事業の立ち上げにおいて、注力するべきタスクを分解しました。
事業のフェーズが変わっても同じタスクが発生することはありますが、各事業フェーズへと進展すれば発生するタスクを、以下の5つにまとめたので、それぞれ説明していきます。
新規事業のタスク①アイデア立案
新規事業のタスク②課題有無検証
新規事業のタスク③解決可否検証
新規事業のタスク④販売可否検証
新規事業のタスク⑤再現可否検証
新規事業のタスク①アイデア立案
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アイデア出しフェーズでのタスクは、可能性がありそうなアイデアの発散と収束を、納得がいくまで行い実行に移すアイデアを定めることです。
アイデア発散を手助けしてくれる、他社のアイデア調査方法について以下の記事にまとめていますので、一読してみてください。
しかし、実現難易度が高すぎたり実現可能性が低すぎる非現実的なアイデアの抽出は時間が勿体無いので、アイデアの条件を定めるなどの具体タスクが発生します。タスク一覧は後述します。
>参考記事:筋が良い新規事業のアイデアとは
新規事業のタスク②課題有無検証
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課題検証フェーズでのタスクは、そもそも仮説アイデの軸となる課題(=解くべき問題の原因を解決するためのアクション)の存在有無を検証する必要があるので、”ユーザーヒアリング(=ユーザー理解)”の一言に尽きるかと思います。
ユーザーヒアリングの結果、具体的な成果物として、ユーザーの行動特性(=カスタマージャーニー)や多変量分析による分析資料などを完成することができます。
絶対にNGなタスクとして、タスク(=成果物作成)が目的になってしまうことです。これはいろんな人が言及していますが、いざ、自分で新規事業を立ち上げると、タスクの完遂が目的になる可能性があるので注意が必要です。
理由は明確で、新規事業は暗闇のトンネルを歩くようなものなので、定量的な結果や成果が出ない期間や工程が必然的に発生します。そうすると、どうにもこうにも、自分のタスクを正当化したくなり、ついつい、「何か凄そうな資料」を作ってしまいます。
基本的に、新規事業を推進する上で資料は必要なく、スプレドシートで情報を蓄積して分析すれば事は足りるので、無駄な作業を自ら増やさないようにしたいですね。
ユーザーヒアリングに必要な具体的なタスクは後述しますが、どうやってユーザーヒアリングを実行するのかのHow論は下記にまとめています。
新規事業のタスク③解決可否検証
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解決策検証のフェーズでは、課題の解決可否を検証する必要があるので、セールスやマーケティングを活用し、顧客にアプローチを行います。タスクとしてはセールスとマーケティングになり、具体的なタスクはセールスとマーケティングで何をするかによって変わってきますので、具体的なタスクは割愛とさせてもらいます。
とはいえ、ブレないタスクとしては、営業資料の作成になります。
他社のメディアで、汎用的に活用できる営業資料作成方法を公開していましたが、資料に落とし混むまでの論点設計とビジネスモデルによって明確にするべき論点などを別記事でまとめて公開します。
新規事業のタスク④販売可否検証
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販売可否検証のフェーズでは、開発あるいは設計した事業の構造と訴求する事業の内容で実際に決済を行なってくれるか否かの検証を行います。
受注先が数社いる状態を作れれば、自社が参入するべき市場/顧客の分類を具体的に行えるようになり、事業の訴求内容や事業価値がより明確になります。
具体的なタスクは、サービス改善と売れそうな販売手法を見つけるための検証になりますが、事業内容によって千差万別なのでタスク一覧は割愛します。
新規事業のタスク⑤再現可否検証
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最後のフェーズである 事業の再現可否の検証は、売れた事象を再現性がある状態に構築できるか否かを検証する必要があります。
事業を拡大すればするほど変動費率が増え、限界利益率を改善できない労働集約事業や属人性高い営業で受注できる事業内容など、再現できない事業になっていないかをチェックしていきます。
ここでの具体的なタスクは業務改革と業務設計になりますが、基本的な考え方としては、リエンジアリングによる破壊と再生を繰り返すことになります。リエンジニアリングの考えの参考として以下の記事を添付しておきます。
Chat GPTに聞いてみた
さて、ここまで新規事業における事業フェーズ別のタスク項目について説明してきましたが、アイデア立案とユーザーヒアリングのタスク一覧を、Chat GPTにも抽出してもらったので、添付しておきます。
アイデア立案時における主要タスクとして、アイデアの前提条件を社内や関係者と認識擦り合わせがありますが、具体項目はChat GPTに回答いただきました。
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ユーザーヒアリングにおけるタスクについても聞いてみたところ、以下のような返答が。
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新規事業のタスク一覧
それでは最後に、新規事業立ち上げにおけり初期のアイデア検討で使えるタスク(=アウトプット対象)項目をまとめたものを添付しておきますので、活用してみてください。
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それではカモーン!!
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